今日6月16日は和菓子の日。

 

 

今から約1200年前、

848年の6月16日に当時の天皇、仁明天皇が

16個のお菓子をお供えして、

病気がなくなり健康に暮らせるように祈った

ことが由来だそうです。

 

 

今では気軽に僕たちが口にする和菓子も

無病息災を祈願し、

神様に捧げるためのものだったのです。

 

 

そんな神様もビックリ仰天するようなCMが

関西ではお馴染みの『茜丸五色どらやき』

のCMです。

 

 

 

 

「あ〜ほんま。あ〜まんま。」

 

 

人のごった返す大阪難波の戎橋、

通称、ひっかけ橋。

 

 

グリコの看板等を背景に記念撮影する人々の

後ろに、

突如クレーンに吊り上げられて登場する

茜丸の社長とグランドピアノ。

 

 

 

「あのでっかい夕焼け見てみぃな〜。」

 

 

“茜太郎”の称号を堂々と掲げ、

道頓堀の上にグランドピアノとともに

吊り上げられて

恐怖を覚えない訳はないのですが、

その素振りを微塵も見せず歌い続ける社長。

 

 

 

グリコの青年も、改源の風の神さんも

 

その様に驚嘆している様に見えます。

 

 

 

かなり吊り上げられる社長。

 

 

 

「茜が人生、応援しとーる〜。」

 

 

その姿を見て声援を送る群衆。

 

 

 

そして吊り上げられる社長に合わせて、

 

下から茜丸五色どらやきの画像が

ロールして表示され、

CMは終わります。

 

 

 

 

「なんやねんこれ。」

 

というのが第一印象の率直な感想でしょう。

 

 

たかが和菓子、どら焼きのCMで

ここまでするんかいなと思う気持ちは

誰しも抱くはずです。

 

 

しかし、

社長にとっては

たかがどら焼き、されどどら焼き

なのです。

 

 

大事な自社の商品の宣伝の為には

多少の怖い思いもなんのその。

 

 

可愛いどら焼きの為には喜んで

道化に徹しようというその心意気は、

さだまさしさんの名曲

『道化師のソネット』を彷彿とさせます。

 

 

関西商人の心意気ここにあり、

という気概を感じられる作品です。

 

 

 

僕はこの社長とお話させていただいたことが

あるのですが、

これだけハジけたことをしておきながら

実際にお話すると凄くシャイで実直な方

なのです。

 

 

その実直さがCMからも垣間見えるところが

関西人に長く親しまれる所以では

ないでしょうか。

 

 

 

ちなみにこのCM、

社長が吊り上げられるところは

CGではございません。

 

 

メイキング映像がYouTubeにありますので

是非ご覧ください。

 

 

涙無くしては見られない感動超大作です。

 

 

https://youtu.be/iKRdgP2Dnb0

 

2016茜丸CM メイキング【空飛ぶ茜太郎篇】茜丸の新CMのメイキング映像です! 巨大クレーンで白いグランドピアノを釣り上げ、私、茜太郎も命綱をつけて撮影に挑みました。大掛かりで大変な一日でした。 CM撮影の裏側も見てくださいな。リンクYouTube 

 

 

 

 

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