今日は大鳴門橋開通記念日。

 
 
35年前の今日、
1985年の6月8日に
徳島県鳴門市と兵庫県の淡路島を、
鳴門海峡を跨いで繋ぐ大鳴門橋が
開通しました。
 
 
瀬戸大橋に先駆け、
四国と本州を繋ぐ道の第一歩として
誕生した大鳴門橋。
 
 
大きな渦潮に阻まれた鳴門海峡を、
昔の人々はどう渡っていたのか。
 
 
それをユニークに描いたものが、
鳴門市がフジテレビと共同制作した、
『Beyond Naruto』という
プロモーションCMです。
 
 
 
 
“そのむかし
 大渦を超えて
 鳴門を目指した
 男たちがいた。”
 
というテロップとももに、
淡路島から鳴門海峡の向こうの鳴門を望む
凛々しいふんどし姿の3人の男。
 
 
 
人々の声援を背に、
 
 
 
スリングショット、パチンコの様に、
目一杯後ろに引かれたタライに
乗りこむ2人の男。
 
紐を切る役割のマサカリを持った男の姿も
見られます。
 
 
 
意を決するタライの男たち。
 
 
 
気合一閃、
マサカリが振り下ろされ、
 
 
 
切り離される紐。
 
 
 
引っ張られていた反動により勢いよく
大海原に飛び出していくタライの男たち。
 
 
 
海面の上をまるで飛び石のように
跳ねていく2人。
 
 
 
順調に渦潮に向かっていきますが、
 
 
 
渦潮に入った途端、
その勢いに負け弾き飛ばされてしまいます。
 
 
 
その様子を見て落胆する人々。
 
 
 
そして、
 
“鳴門の渦潮は最大潮流20km/h”
 
『川口浩探検隊』を思わせる字体による
テロップ出されます。
 
 
おどろおどろしさを漂わせる字体により
渦潮の凄まじさがより強調され、
視聴者にも伝わりやすくなる
良い表現だと思います。
 
 
 
そして現在の美しい鳴門の風景が
上空から映され、
CMは終わっていきます。
 
 
 
 
鳴門の渦潮は
鳴門公園の港より出港する
『うずしお観潮船』に乗ると、
その魅力を肌で感じることができます。
 
 
実際に近くで体感すると、
自然の生み出す迫力の中に
美しさも存在することが理解でき、
鳥肌が立つほどの感動を覚えます。
 
 
雄大な渦潮をユニークにプロモーションした
鳴門市のこのCMは、
 
渦潮とともにもっと評価されても良い物だと
僕は思います。