毎月19日はシュークリームの日。

 

19→ジューク→シューク→シュークリーム

 

といった語呂合わせにより生まれたそうです。

 

 

さて、おすすめのシュークリームと言えば

関西でお馴染みの

 

『ヒロタのシュークリーム』。

 

 

大阪で生まれ、神戸に本社を構えていた洋菓子のヒロタ。

 

10数年前に東京に本社を移転しているとのこと。

 

 

大阪駅、なんば駅、三宮駅。

 

規模を縮小したとはいえ

阪神地域の主要駅で今でも店舗を構えていますが、

関東にも店舗を構えています。

 

関西ローカルだと思っていたヒロタの店舗を新宿で見かけた時には感動しました。

 

 

テレビCMを見かけなくなって久しいですが、

かつてサンテレビを中心に関西地方でよく放映されていました。

 

 

そんななかから1983年の作品です。

 

 

 

 

“おおぞらにーぽっかりーしろーいくもー”

 

 

子どもたちの歌声とともに

紅白の旗で手信号を送る帽子を被った少年が登場します。

 

 

 

少年の手信号により発進したと思われる小型プロペラ機。

 

ヒロタのシュークリームを食べる男の子、女の子、お姉さんの頭上を

なかなかの低空飛行で飛び越えていきます。

 

たまらず耳を塞ぎ顔を伏せる3人。

 

 

 

そんなことはいざ知らずと、のどかに飛んでいくプロペラ機。

 

 

 

 

“シュークリームはーぼくらのなかまー”

 

 

細かいことはまぁいいかと歌いながらシュークリームを頬張る3人。

 

なんとも美味しそうに満面の笑みで頬張ります。

 

よく見ると女の子の背後に先ほど飛んでいたプロペラ機のようなものが見えます。

 

着陸したのでしょうか。

 

 

 

3人のところへ駆け寄ってくる新たな少女。

 

ヒロタのシュークリームを差し入れの如くお姉さんに手渡します。

 

状況からして、

どうやら着陸したプロペラ機から駆けてきたものと思われます。

 

 

いや、あんたが運転しとったんかい。

 

 

 

“ヒロタのシュークリーム♪”
 

 

素敵な歌声でCMは終わります。

 

 

 

いや、

最初の手信号送ってた帽子の少年どこ行ったの。

 

 

彼も誘ったげてよ。

 

 

 

 

このようにツッコミどころの多いCMはローカルCMならではの味わいがあります。

 

 

だけどそんな細かいツッコミはいいんです。

 

 

プロペラ機が頭上を低空飛行しようが。

 

少女がプロペラ機を操縦しようが。

 

手信号を送っていた少年がどこかへ行ってしまおうが。

 

 

そんな細かいことはどうでもいいんです。

 

 

ちびっ子にインパクトを与え彼らの心を鷲掴みにして、

ヒロタのシュークリームを食べたいと思わせればいいのです。

 

 

何にも縛られない自由な強引さ。

 

 

これこそがローカルCMの醍醐味だと言えるでしょう。

 

 

 

ちなみに、ヒロタのシュークリーム。

 

本当に美味しいですよ。

 

おすすめです。