私の思い出に残っている歯医者は、中学生のとき1年ほど通っていた歯列矯正専門の歯医者です。その歯医者は住んでいた街からかなり遠いところにあり、学校を途中で早退して通わなければいけませんでした。 ただ、学校を途中で早退して通うという非日常な感覚が私にとってはむしろ楽しく、そこへ行く日を毎月心待ちにしていました。 そして、歯医者で担当になった男性がとても優しかったというのも好感を抱いていた理由です。私がまだ中学生であどけない子供っぽさを残していたということもあるのでしょうが、とてもわかりやすく歯列矯正について説明してくれましたし、子供ながらにこの歯医者なら信頼できると思っていました。 無事に歯列矯正が終わったときにはとても嬉しかったのですが、その反面もう通わなくても良いというさびしさもありました。順調に歯列矯正が終わったことは良いことなのでそれに対して不満はもちろんないのですが、できれば長く通いたいと思わせてくれる歯医者でした。
 

私は虫歯の治療が怖いし、嫌いです。(まあ好きな人はいないと思いますが。)なのでできるだけ、痛くなくしてくれそうな歯医者、丁寧に治療してくれそうな歯医者のことが好きです。そんな私なのに、まだレーザー治療による歯医者には行ったことがないんですよね。聞いた話によると、ドリルで普通削るのと、レーザーで溶かすようにして削っていくのとでは、全然痛みが違うらしいです。それにレーザーのほうが、細かくしっかり治療できそうですし、あの嫌なウィーンという音や振動もありません。削るときの振動は実はあんまり良くないのでは?と思ったことがある私なので、レーザーでの虫歯治療には本当に興味があります。ただそれをやっている歯医者って、案外少ないんですよね。場所によってはたくさんあるのでしょうけど、うちの近くにはないのです。虫歯の治療って、1回では終わらないケースがほとんどなので、なかなか遠くでの治療は受けづらいんですよね。悩ましいものです。