●大桂庵(陶房大桂庵樋口窯)とは・・・
山口県萩市で、土のぬくもりの伝わる手作りの萩焼を伝統工芸士認定の作家・樋口大桂が窯元として作陶し、皆様に直接販売しております。
●大桂庵の作品は・・・
偽りのない「本物」「正当」の萩焼の和食器・花器・茶道具・置物などを、ご自身でお使いの場合や贈り物としての対応も承っております。
●大桂庵でのお買い物は・・・
作品の品質・ネットショップとしての対応など、安心してご来店・お買物いただけます。
●ご不明な点がございましたら、大桂庵・樋口までお気軽にご連絡下さい。
電話 0838(22)1447 higuchi@taikeian.net
先日、ご結婚のお引出物として承りました作品を、無事に発送することができてほっとしております。
このご注文を賜りましたお二人は、今年2月、偶然ご来店され、それぞれお気に召された刷毛姫と御本手のマグカップ、お母様への贈り物として花入れをお買上いただき、花入れは桐箱を発注して発送させていただきました。
それから３か月後の５月、お電話でお引出物についてのお問合せをいただきました。
1度ご来店いただいただけの方でしたのでとてもびっくりしましたが、後日、いただいたメールに「旅行の際、大桂庵様の作品に一目ぼれしたのがきっかけで、私ども2人の式の引出物になると感じております。当日、参列者にお渡しできることを楽しみにお待ちしております。ご作陶、何卒よろしくお願いいたします。」と書いていただき、とても嬉しく思うと共に背筋が伸びる思いがしました。
その後、何度かメールで打ち合わせし、お二人がお気に召されお買い上げのマグカップと同じ作風の刷毛姫と御本手に刷毛青荒のカップ＆ソーサを、それぞれ木箱に入れて合計35客でお決めいただきました。
少し早めに作陶に入り、焼成後は念入りな検品をし倉庫の一角で大切に保管、11月に入ってから早めに木箱を発注、熨斗紙やご使用のしおり・包装紙などを揃えて準備万端。
東京へのご指定の納期まで約10日となった日、鬼白と黒釉の掛分けを含めて7客追加してほしいというメールがありました。
とてもありがたいことなのですが、通常は2～3週間かかる木箱ができるかどうかという問題があり、急いで業者に連絡したところ特別に発送予定当日に納品してもらえるいうことでひと安心。
発送予定日の2日前から1客ずつ丁寧に包装・パッキン・荷造りをし、披露宴会場の担当者に荷物のお届け日時と詳細を電話連絡し、大きめの段ボール4箱で無事に送り出すことが出来ました。
以前は時々、ご結婚のお引出物・ご長寿の記念品・ご法要の粗供養などのご用命を賜っておりましたが、最近はセレモニーのスタイルも変わりご用命いただくことも少なくなってきております。
ただ、萩焼は「萩の七化け」という特徴があることにより、「作り手が作った器を使い手の方に育てていただくやきもの」とも言われており、ご結婚のお引出物としてお渡しされるご先方様にお使いいただき育てていただきながら、お二人のご結婚生活を見守っていただけたらという思いで作らせていただいております。
今回、いただきましたこのご縁に心より御礼申し上げ、お二人が温かい家庭をお築きになられていかれることを遠く萩より祈念いたしております。
◎萩焼とは？萩焼の使い方などのご案内はこちら
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