熱海から 十国峠を超えて


箱根 芦ノ湖が見える所まで来ると


秋晴れの空が 広がり 


渡る雲に 手が届きそうなくらい





柵から乗り出して眺める 芦ノ湖の水面


小さい遊覧船が 白いしぶきの帯を作って進む









5分 4,000円で ヘリコプターが芦ノ湖上空を 


雄大な富士をバックに 案内してくれます


私たちは 頭上に飛び立つヘリを


手を振り 歓声を上げながら 悔しい思いで 見送った












遥か彼方に見える 富士山に 雪の帽子はまだありません





雲の上に浮かんでいるような 美しい姿が霞んで見える





今から 富士山の 五合目までいくぞ


樹海を見下ろし 雲の影の大きさに感動しました


迷い込んだら 帰れない神秘的な 人を寄せ付けない森を横目に






ぐるぐる ぐるぐる 曲がりくねった道を


車酔いに耐えながら・・・とうとう・・・五合目まで・・・


             キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!






あっ・・・邪魔ですね 失礼















このあと 雲が富士山を 覆いつくし


気温が急激に下がり ぶるぶる震えながら


もう一度 美しい姿を見ようと 場所を変えて


待ってみたけれど・・・・ダメでした


私たち観光客を 


霧の中に散在させたまま 姿を消した富士山


山の厳しさを 見せ付けられた瞬間です


あなたたちは そんな薄着で


手には カメラや たこ焼きを持ってる


山を 甘く見なさんな・・・


そう 言ってる 気がした





美しいお姿を 拝んだあとは・・・


とろとろ 動かない高速道路


渋滞に巻き込まれ 眠気と戦う運転手


熱海温泉に 富士山五合目までの旅


車の窓に楽しかった旅の 静かな余韻を 


くっつけたまま 都会へと 帰って行くのでした


いつまでも 旅が終わらないで欲しい


などと それぞれが 思いふける横顔


小仏トンネルの オレンジ色の照明が


夕陽みたいに 4人を染めた


今度は いつ来れるかな・・・