ぅわさっ、と葉とうがらしが売られていました。濃い目に煮たのを、亡父が懐かしんで食べていたなぁ。売り場の前でふと思い出し、食べたくなりました。
葉っぱ、やわらかそうな茎、つぼみ、小さな実(とうがらし)を摘んで、洗います。
深鍋にこのままぅわさっと投入。洗った水分で蒸し煮にし、あとで醤油などで味付けました。亡母は、どうやって作っていたのかわかりませんが、とりあえず、私流ということで。
ご飯のおともにします。かすかにとうがらしの‵辛苦い匂い’。これが、好きです。
亡母のより薄味にしたので、たくさん食べられそうです。亡父なら「味がうすい」と言いそうですが。
洗ったまま炒めてもおいしそうです。
台所に、懐かしい思いが広がりました。
亡父にとっても懐かしい味だったのでしょうが、私にとってもまた懐かしい味です。