身体の中心にまっすぐ芯が通っていると、力を抜いていてもきれいに立っていられるとのこと。クセや精神的な要因が、無意識の筋緊張となり、姿勢を崩れさせているのだそうです。
姿勢をつくったうえで、言葉をとなえ、それをイメージするとラクに姿勢を保てる、という本。
10ほど紹介されているフレーズのなかで、
私がいちばん「ぁ、力ぬけるなぁ。ラクだなぁ」と思ったのは、①~③。
①【頭】頭の中で 小舟が静かに ゆれています。
②【背骨】背骨が 鎖のように ゆれています。
③【目】目玉はいつも 水の中で 漂っています。
ぜんぶ首から上ですね。私は、首から上に力入りがちなよう。(^_^;)
ほんに、イメージは大事だと最近つくづく感じます。
これは、アレクサンダーテクニーク系の本のようです。
もともと、朗読するとき、力が入りすぎて声がうまく出ないというところから
興味を持ったアレクサンダーテクニーク。
けどね、
これらのフレーズで力を抜くことができても、やっぱり、自宅でも、朗読しているうちに力が入ってしまうーーー (>_<)。困ったもんです。
カラダの使い方を、この魔法のフレーズもつかって、毎日、自覚し見続けていくしかなさそうです。
また、こんなことも書いてありました。(*私流にまとめています)
____ 筋緊張があると交感神経が刺激され、血管が委縮して血圧が上昇するようにできている。無意識に筋肉を緊張させている人は、高血圧になりがち。
そっか~、それで私は今、降圧剤を飲んでいるのかもな。
____ 遠くの世界にフォーカスを合わせると、いまの自分の呼吸や姿勢に対して、力まずに意識を向けられるようになる。・・呼吸も姿勢も使う筋肉がほぼ同じ。・・呼吸のゆらぎに身を任せると、無意識のうちに姿勢を微妙に修正している&背骨の加重分散機能が回復して、筋肉や関節に負担をかけず骨の力で立てるようになる。
あ~呼吸も、大事です~。わか・・・っているのに、気づけば呼吸を忘れています。
今、私は時間をたくさん持てるようになったのだから、自分に向ける時間もつくれそうではあります。日々の流れの中で、立ち止まって、自分を見てやるようにしようと思った一冊でした。
*「魔法のフレーズをとなえるだけで姿勢がよくなるすごい本」by 大橋しん、
飛鳥新社 2021年