骨盤傾斜のお話! 運動編
今晩は。
少し間が空きましたが、骨盤傾斜のお話です。
第3回目の題材は、「運動することで、骨盤傾斜の改善を目指します」
その前に
骨盤傾斜の原因は、「1.左右の脚の長さの違い」
「2.左右非対称の筋バランス」
この2つが主な原因です。
脚の長さ(厳密には脚の骨の長さ)が元々違う方は、これからご紹介する運動をしても「骨盤傾斜は改善されません」
自分で自分の脚の長さなんてわかりませんので、人にチェックしてもらわないといけませんが・・・
上記のことは知っておいてください。
では、前置きが長くなりました。ここから運動です
私達の身体の筋肉はすべて左右対称に存在します。
骨盤に付いている筋肉の左右の筋力差を比較し、弱い側を鍛えることで
骨盤傾斜の改善・予防を考えます
①2足歩行の大きな役割をする「中殿筋の筋力」チェック
右サイドキック10回→左サイドキック10回
②歩く時、骨盤帯を安定させる働き「内転筋群の筋力」チェック
右インサイドキック10回→左インサイドキック10回
10回でどちらがより辛いか? 動きが不安定か?縮まる感じはあるか?
③登る・階段を上がる時に重要な働きをする「腸腰筋の筋力」チェック
右レッグレイズ10回→左レッグレイズ10回(つま先外向きで行う)
10回でどちらがより辛いか? 動きが不安定か?縮まる感じはあるか?
④地面をまっすぐ蹴る・骨盤回旋にも影響する「大殿筋の筋力」チェック
右ヒップリフト10回→左ヒップリフト10回(踵支持で行う)
10回でどちらがより辛いか? 動きが不安定か?縮まる感じはあるか?
以上4つの運動が左右均等に同じ疲労感でできることが重要です。
微妙な骨盤傾斜まではチェックできませんが、自己エクササイズで
これら4つの種目を左右同じようにできていれば、良いと思います。
さらに・・・
まだあるのかと思われると思いますが・・・
☆骨盤傾斜には実は、足首の筋群も大きく関わっており、ここでは省きますが、足首の筋肉が不安定だと、骨盤周囲の筋が良くなっても骨盤傾斜は改善されません。
PS.人間の身体は奥が深いです