骨盤傾斜のお話。 理論編
こんにちは。
パーソナルトレーナー横尾です
ゴールデンウィーク真っ最中ですね。道路も混んでるみたいで。
私は明日から少しお休み頂きます
今回からいくつかに分けて、「骨盤傾斜」について掲載してみます。
トレーナー側の視点・評価方法とお客様にも理解してもらえるような紹介ができればと思います。
「骨盤傾斜」とは
両足立ち・片足立ち・歩いている時に、骨盤帯(仙骨面)が水平性を保てずに前後・左右・左右回旋と傾いていることを言います。
実際には左右傾斜のみではなく、立体的に崩れます。
○下図は、骨盤傾斜がない良い状態を示しています。
左右どちらの足で踏んだ時も骨盤は大きく傾斜をせず、水平を保ちます。
○下図は、骨盤傾斜がある悪い状態を示しています。
絵では、左足荷重時に骨盤は右上がり
○下図は、骨盤傾斜によって、背骨が左側弯している状態を示しています。
骨盤傾斜によってどういったことが起こるか?
1.背骨の土台となる骨盤帯が傾斜するこで、背骨が曲がる。
2.骨盤傾斜により重心(左右荷重の配分)が偏る。これにより、腰椎・股関節・膝関節・足関節また肩関節まで、悪影響を及ぼす。
3.左右対称に存在する私達の筋肉に、偏った筋バランスを作る原因になる。主に肩こり・腰痛・臀部痛・膝痛などの原因になる。
○下図は、トレーナー側からの視点。骨盤傾斜と足関節は密接に完成します。
今回は足関節との関係性までは触れませんが、足首捻挫などによるトラブルは、股関節筋群に大きな悪影響を及ぼすと知っておいてください。
また下図のような連動パターンが崩れている時に、関節等に痛みや不具合が出ている場合が多くあります。
私達トレーナーは、このような部分をチェックし、できる限りお客様の骨盤帯が水平に動くようにエクササイズを紹介しています。
次回は骨盤傾斜を考え、改善するためのストレッチをご紹介します