面倒くさがりな一庶民の吾輩より、

金融畑に長年勤務している身として、

何回かに分けて独断と偏見を述べる、

というシリーズの第5段。


概要は第1回目に記しているので、

ご興味あればご覧あれ。



・節約の目的を明確に。

一昔前は節約=ケチって感じだった。
それが気候と日本経済がおかしくなって、
ちょっと前は節約=ecoってなって、
只のケチでもecoって言えば許された。

今では節約=生きるためのスキル。
物価と税金は鰻上りで高くなる一方、
給料は誤魔化し程度の微増…。
いや本当は実質的にはマイナスなのに、
都合の良い数字をこじつけてお茶を濁す、
そんな企業の方が一般的か。
何とも惨めな国になったものだ…。

まぁ政治的主観はそこそこに、
そんな時代だからこそ、
いつの間にかブレてしまう節約の目的を、
常に忘れずにいる事が大事だと思う。

間違っても節約の目的を見失い、

心身の健康を害する事は避けるべきだし、

趣味でも無い限り、

節約自体が目的化する事にも要注意。

そんな節約は割が合わないし続かない。


例えギリギリな生活の場合でも、

節約はほんの一時凌ぎにしかならない。

そういう場合は無理せず、

公的な補助や支援を頼るべきだと思う。

何より節約をして健康を害して、

それで医療費を払ってたら本末転倒だ!


吾輩の主観で言えば、

節約は何かを諦めて出費を減らす行為。

なので目的は無駄を省く程度で充分。

ただし何が無駄なのか、

何を以て目的を果たしたとするのか、

そこは常にブレないでいたい。


繰り返すが、

節約は目的を常に明確にする。

節約自体が目的化しないようにする。

過度な目的を避けできる事を意識する。


今日はここまで。