面倒くさがりな一庶民の吾輩より、
金融畑に長年勤務している身として、
何回かに分けて独断と偏見を述べる、
というシリーズの第7段。
概要は第1回目に記しているので、
ご興味あればご覧あれ。
とうとうシリーズ最後の記事まで来た。
前回の『中編』で投資についても、
述べたい事は概ね述べてあるので、
今日は吾輩自身の一例を記す。
まず節約については、
電力会社とガス会社を変更している。
条件を揃えた料金シュミレーションと、
吾輩の性格や生活スタイルを考慮し、
コロコロ乗り換えなくても良い様に、
トータルで安くて楽になる所を選んだ。
まぁ社会情勢により値が変わるので、
年間節約額は多くても数千円程度。
旧一般電力や旧一般ガスの契約より、
損をしなければ良しとしている。
次にポイ活については、
根が面倒くさがりなので、
節約よりも更にトーンは低い。
その分管理は追いついているので、
有効期限を気にして無駄遣いしたり、
ショックを受ける程のポイント失効も、
今の所はまだ無い。
厄介なのは用途が限定されてたり、
極端に有効期限が短かったり、
その両方で制限されてたりの類い…。
吾輩はこの手のポイントは殆ど無視し、
タイミングが合えばラッキーくらいに、
精神的安定を保ち自衛している(笑)。
また大手携帯会社が取り扱ってる、
dポイントやら楽天ポイントやら等は、
その手のQRコード決済をすると、
用途や期限を制限したものが多く付く。
これについては後述の投資に繋がるが、
制限ポイントが使える証券会社を選び、
余す事なく株購入の足しにしている。
まぁ放っといたら消えるポイントだし、
それで高値掴みとなっても割り切れる、
と吾輩は思っているので。
なので投資については、
NISA等のガチ投資用の証券会社と、
持て余したポイントで数字遊び程度の、
少額投資用の証券会社とで使い分け、
将来に備えリテラシーを高めている。
もう少し具体的に言うと、
ガチ投資はどうしても慎重になり、
思い切った決断が出来ないため、
ドルコスト平均法を用いた自動積立か、
指定した額にならないと取引されない、
指値注文でしか取引していない。
要はリスク許容内で一定ルールを決め、
そのルールに沿って売買判断を自動化、
感情が入る余地を最小限にしている。
逆に少額投資は経験と勉強の為に、
アクティブに数字遊びを楽しんでいる。
勿論こちらもリスク許容内での取引で、
そこは投資ルールとして徹底している。
…ざっとこんなもんだろうか。
纏めると節約もポイ活も投資も、
決して安易に行うものでは無く、
しっかりと自分の軸を持つ事が大事。
そして大幅な改善やリターンを求めず、
無理の無い範囲で少しずつ経験を積み、
また失敗からも色々と学びながら、
生活力を高めるものだと吾輩は思う。
多くの人々の生活が、
より実り豊かになりますように。
このシリーズはここまで。