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★見滝原見廻組屯所


「……というワケでこのくらくらグマの未来の嫁であるフリーレンが力を貸してくれるコトになった。みんな、よろしく頼む」
「嫁にはならないけど力は貸すよ」
「まさかマジで女捕まえてくるとはなぁ。
大した参謀様だぜぇ」
「それも魔法使い……
私、初めてお会いしました」
「ハッハッハ、マックにまほろば、素直にこのくらくらグマの有能さに涙してよいぞ」
「泣くかボケェ!!」
「その少女の合力はありがたいが……
それで参謀、オイラたちはこれからどう動くんだ?編成を変えるという話だったが?」
「うむ、敵軍の見滝原外からの戦力の逐次投入の手は事実上防いだ。こうなれば敵の戦術は極めて限られたモノとなる。
このくらくらグマが向こうの立場ならば警察署近辺で戦闘を群発させ、守りの隙を作って最精鋭の部隊で一気に京橋署長の首を狙うだろう」
「なるほど。たしかに閉じられた空間かつ限られた兵力で勝利を狙うならばゲリラ戦を展開した奇襲しかない」
「戦の常道やな」
「うむ、それに対する布陣を敷けばまず間違いはあるまい。よってこちらも戦力を4つに分け、拠点防衛に力を入れる」
「まず第一グループは副長イザナギさんをリーダーとしてkuma、車樂のライダー勢で固めた3人。他の部隊が危機に陥った時はその機動力を生かして支援に回ってもらいたい」
「承知した」
「続いて第二グループは安室透をリーダーとして服部平次、來雨の3人だ。こちらは何か異変があれば來雨君の機動力を最大限に使ってくれ」
「うん、いい班分けだ。了解だよ」
「そしてこのくらくらグマが率いるマック、まほろば、フリーレンの組が第三グループだ。伝令役はまほろばが務めるし、いざという時はフリーレンの魔法で他のグループを補佐しよう」
「ん?あれ?
おい副長さんよ、おかしくねぇか?」
「どうしたね、マック?」
「いやどうしたもこうしたも……」
「これでは隊が3つにしかならないのではないでしょうか?」
「案ずるな。手は打ってある」
「そッス。4つめはあちぃ達ッスよ」
「ッ!?」
「なるほど、嬢ちゃんたちかぁ。
コイツは心強ぇなぁ」
「署内の守りは大丈夫なんですか?」
「馬車馬オヤジがいるから何の心配もないッス。その上法務局の姉御たちもいるッスからな。下手に署に入り込むのは自殺行為ッスよ」
「ちなみに斎藤警部の穴は沖田さんが埋めてくれるので近接戦もご心配なく」
「ん!」
「いいか、今や政府もグルド人も暴走している!!ここ見滝原を守るコトが我が国を守るコトに繋がると思って戦ってもらいたい!!」