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「刑事局長浅見陽一郎……
実質的に日本警察界のNo.3……」
「階級は警視監。これだけでも京橋署長より2階級も上……警察の世界では上下関係は絶対的……この方が直接出てきた以上京橋署長も逆らえない……?」
「まほろば、もう一度だけ言う。
私は面倒事は嫌いだ。こちらへ戻ってこい」
「……ッ!?」
「く……ッ!何と言うプレッシャー……別に居丈高でも凄んでいるワケでもないのに……」
「まほろばちゃん、もう諦めてハイって言っちゃいなよ。刑事局長には逆らえないって」
「…………」
「オイオイ、なんだぁテメェら?」
「ウチのマドンナちゃんに何からんでくれちゃってんだぁ?ぁあ?」
「なんだ貴様は!?」
「人に名を訊く時はテメェから名乗れぇ。
ママに教わらなかったのかい?」
「な……ッ!?」
「やめろ。ここでやりあっても意味はない」
「は……はい、失礼いたしました」
「まほろば、明日まで待ってやる。奴の首を持ってこい」
「時間は……?」
「正午までだ」
「持参しない場合は……?」
「見滝原を覆う業火の中でお前も死ぬだけだ。その時は2階級特進もないと思え。

賽は投げられたのだ。岸田のメシア道計画は最早止まらん」
「なぁまほろばちゃん、話が見えねぇんだけど?」
「そうですね……話さなければなりませんね。
もう私1人で解決できる問題ではなくなりました」
「現在見廻組を動かしているのは参謀のくらくらグマさんです。彼も交えてご説明します」
「んじゃついていくわぁ」