「グマ君のバカ……あんなオジサンと難しい話ばかりしちゃってさ。
何がハンバーグゥ♪よ」
「明日も会議とかあるのかなぁ。またあのガンダム野郎が来たら長引いて……」
「お嬢さん、ご機嫌斜めダネ！！」
「ッ！？」
「え？誰？」
「ミー達は陽気なグルド人トリオさ！！」
「よかったら気晴らしに一緒に遊ばないザンスか！？」
「悪いようにはしねぇぜぇ？へひひ」
「はぁ……バカどもが……」
「あ、ちょっとモーメント！！」
「ん……待って……
このバカどもを使えばガンダム野郎を……」
「気が変わったわ。お願いを１つ聞いてくれたら今日１日付き合ってあげるよ」
「マジザンスか！？
ナイスな判断ザンスよ！！」
「で、何をしてほしいんだ？へひひ」
「それはね……」
・
・
・
「ではくらくらグマさん、見廻組の戦力不足はすぐに対処はできませんが、その他のコトについては京橋署長に報告して可及的速やかに手を打ちます」
「ああ頼む。こちらも何か更なる妙手を考えよう」
「それにしてもくらくらグマさんは凄い。既にここまで状況を分析して策を練っていたとは。私も負けられませんね」
「おいオッサン、ちょっといいかぁ？」
「はい？」
「私に何かご用でしょうか？」
「用があるから呼んダネ」
「とりあえずさぁ、土下座して金出すか俺らにボコられて財布差し出すか、好きな方を選べよぉ。へひひ」
「愚かな……」
