ポイントもらえる



イベントバナー

 

「それで茶ヶ谷よ、京橋の力を削ぐ策とはどのようなモノか?」
「お耳を……」
「ふむ……ふむ……
なるほど……」
「実に面白い!!実行に移しなさい」
「御意!!」
「フフフ……さすがは財務事務次官よな。
切れるわ」
「木原よ、見滝原を手に入れたらかの地を外国人優遇特区に指定するぞ」
「御意!!」

その頃志々雄真実一派でも新たな動きが生まれようとしていた。
戦力不足を理由に一向に行動を起こさない志々雄真実に客将の出木杉が不満を覚え始めていたのである。
「格闘家の全盛期は短い。
このままでは機を逸してしまう。そろそろ頃合いかもしれないな」
「出木杉さん、どうしました?
深刻な顔をして?」
「瀬田宗次郎……志々雄真実に取り次いでもらえるか?」
「志々雄さんに?
別にいいですけど……」
「すまないね」
「ただ彼の返答次第では袂を分かつコトになる」