売国王・菅直人の断末魔の叫びは八門禁鎖の陣を展開していた五条悟の耳に届いた。
「終わったみたいだね……
なかなか際どい展開だったけど」
「八門禁鎖の陣……
解除！！！！」
「場合によっては部下を犠牲にしてでも僕が出張るところだった。とりあえず帰って来たおやじ君には礼を言っとこうか」
・
・
・
「ボス、りなさん！八門禁鎖の陣が解かれました！！勝ちましたよ！！」
「やっとかよ」
「やれやれッスな」
「斎藤警部、約羅さん、陣が解かれました。終わりましたよ」
「Show Time is over!!」
「フン……」
「２人ともお疲れ様！！
今回は本当に助かったよ」
「このくらくらグマはいいからえむ爺に何かお礼をしてやってくれ」
「野薔薇ちゃんの尻穴がええのぅ」
「京橋署長、病院から連絡が入りました！
被害者の女性たちが次々と意識を取り戻しているとのコトです！！」
「そうか……やってくれたようだな」
「労ってやらねばなるまい。
馬車馬オヤジ、宴の準備を」
「御意！！」
・
・
・
その頃命尽きようとする帰って来たおやじの所には……
諫山黄泉がいた。
