★神浜鎮守府
「キョホ♪キョホ♪わたしはしーちゃん、かわいいしーちゃん♪愛に生きて～♪愛に死ぬのぉ～♪だってぇ、女の子だもん♪」
「うふ……うふふふふ……
できたわぁ……ダーリン達への愛の結晶……」
「ご機嫌ね、しーちゃん。
いいコトでもあったの？」
「あ、奥様ぁ！！
今日はバレンタインデーだからダーリン達の為にチョコを作ったのぉ」
「あぁ、そう言えば今日はバレンタイン……」
「でぇぇぇぇえ！？」
「キョホ？」
「し、しーちゃん……それ、ウンコ……」
「いくら奥様でも失礼ですわぁ！！れっきとしたチョコですからぁ！！カカオも砂糖も最上のモノを使ってますのよぉ！！」
「いやだってそれ、見た目が……」
「胃袋に入れば関係ありませんわぁ。大切なのは味ですからぁ♪」
「そ……そぉかなぁ……」
「じゃあ奥様、私これを京橋アンコ様と帰って来たおやじ様に送ってきますから外出許可をくださいなぁ」
「え……？ウンコを……？送るの……？」
「奥様？外出許可を……」
「これ……大丈夫……？鎮守府の汚点になったり……え？ウンコ……？え……？」
「キョホハーーーーッ！！」
「ひぃッ！！近づかないでぇ！！！！」
