「売国王・菅直人……認めざるを得ん。
攻撃、搦め手、回避、全てにおいて傑出している。これが人ならざる者の力……死力を尽くしても勝てるか……」
この時、帰って来たおやじの脳裏に甦ったのはかつて先輩であるお玉パパから受けた教え……
そして帰って来たおやじの目に決意が灯る！
「売国王・菅直人……
そろそろ決着と行こうか」
「初めて気が合うたな。ああ、決着だ。
(俺も片腕……チャカの牽制はできん。奴の攻撃を見切れるかどうかだ)」
次の瞬間、帰って来たおやじが強烈な踏み込みを見せる！
「おおおおおおッ！！」
「速い……！！
その体でまだそんな半端ない動きができるのかぁ！！」
「パンドラよ、最後の力を貸してくれ！！」
「チェリャァァァァア！！」
「だが当たらんよ！！」
「避けられるのは想定内……
だがそれ以上は重心を下げられまい！！」
「なに！？まさか第一撃はフェイント！？」
「もらったぁぁぁぁあ！！」
