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「貴様……帰って来たおやじとか言ったか。
悪いが俺の方が強いようだな」
「御託は地獄の鬼にでも話すといい」
「距離をとっての射撃は避けられる。よしんば当たっても致命にはならん……」
「ならば次なる手を用意するのみ」
「コヤツの射撃はアホほど速い……しかもこの俺がダメージを受けるというコトは弾丸も特殊なモノを使うてる可能性が高い。
だが距離があれば避けられるし当たっても致命的なダメージにはならん。特殊な弾丸なら数にも限りがあるハズ。ならばヤツの次の手は……」
「菅直人ォ!!最速で地獄へ落ちるがいい!!」
「接近戦に持ち込むしかないわなぁ!!」
「ヤツのライフルは先端に刃を仕込んだ銃剣仕様……先程蹴りでダメージを受けたコトを考えると、あの刃にも妙な力を付与していると見るべきだ。となると……」
「チェリャアアアアア!!」
「当たってやるワケにはいかんなぁ!!」
「今度はこっちの番じゃ!!喰らうがいい!!」
「これを外してカウンターをとる!!
至近距離からの一撃なら……」
「なにぃッ!?
フェイントだとぉ!?」
「目線が横にいったのぉ」
「駄々っ子パンチじゃ!!」
「ガフッ!!!?」
「く……お……」
「チィィィィイッ!!」
「無様よのぅ……貴様も相当な鍛練を積んできたんだろうが、喧嘩を売る相手を間違えるとそうなる」
「努力では辿り着けん領域があるコトを思い知ってあの世へ行けぃ!!」