管財人からの嬉しい報告書。
会員各自が確りと読みましょう。
大平洋クラブの会社から、お年玉袋のようにズッシリとした封筒で、今年2013年のコース案内が送られてきた。なんか得したような気分で開封したら、中には8ページからなる「ご連絡」と題して、「会社更生法第84条第1項による調査報告要旨」が同封されてもいた。
右上の白い冊子が今回の封入物の主役で、管財人が会社に入ってからの行動を簡潔に報告をしてくれている。
3ページの第3章「会社更生法第99条第1項の規定による保全処分又は同法第100条第1項に規定する役員責任等査定決定を必要とする事情の有無」に関しては引き続き慎重に調査を継続していく予定である。と、述べてくれている。是非とも太平洋クラブが倒産に至った経緯を徹底的に調査して頂きたい、クラブの為でもあるが、ゴルフ界に再度の悲劇を起こさない為の教訓としてもだ。
さらには第4章の第1節の「更生の必要性」では、2万もの会員を擁する太平洋クラブグループは、長年に亘り我が国のゴルフ業界の発展に多くの貢献をしてきた。従って、上記約2万人の会員を含む多数の債権者への弁済確保に加え、今後のゴルフ業界の発展のためにも太平洋クラブグループが更生する必要は高い。と言いきっている、なんともスカッとした大岡裁きである。
第2節「更生の見込みおよび今後の課題」1・更生の見込みとして、更生会社の更生は可能であると、検討の結果をまとめてくれている。
もう一つ、今後の課題に関してもFAのサポートを受けて、スポンサーの候補の発掘、選定手続きを進め、有力なスポンサーの現れる可能性は十分にあり、複数応募してくれている事の現状を会員に伝えてくれている。
最終頁には5年間の比較損益計算書と比較貸借対照表が添付され、唯一の売上的な心配事も会員皆に振ってくれている。我々会員とすればこれからも、健全なコース造りに励んでいる従業員全員に頑張ってもらうためにも、一所懸命にコース通いをしなければならない。
会員のできること、頑張ってコース通いです。
新・太平洋クラブ創る会