手を伸ばして、あかりちゃん。 ったら。 | 吟遊詩人の遺書  La volonté d'un ménestrel

吟遊詩人の遺書  La volonté d'un ménestrel

『「哀しいことは、小さな歌にして」

孤独の弾きたがり、不幸なやつ クロネコナイフ。

その歌の泉、哀しみの詰まったメモ書き。

胸を張れずに隠すもの。』

名古屋は大須のゲームセンターに あかりちゃんが居ると聞いたので、私はそれを確かめるべく現地へと向かった!
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本当にいた!  天使すぎる、すてきすてき!

さて、ご尊顔も拝めたことだし、別にフィギュアは興味ないし、てかどうせ取れないし、アイカツの様子でも見て帰りますかね……

……ね、

………一回だけなら。


それが悪魔の囁きであったと気づいたのは、すでに1500円をつぎ込んだ頃であった……w
はっ。
何をしてるんだ僕は、こんな事をしてる時間とお金があるならば、楽譜のひとつでも買って読むべきで、そもそも取れたところで部屋に飾るのか僕、よく考えろ、うわーん、欲しいよぉぉぉぉ。

それにしても見事なまでに取れない。
そもそも、UFOキャッチャーなんて殆どやらない素人が取れるようなシロモノではないと、頭ではとっくに理解していたのだが、「諦めたらそこで試合終了ですよ」とか安西先生が余計なことを耳元で囁いてくるので、やめられない地獄に突入。

ああ 分かったよ、毒を食わばら皿までも。
こうなったら とことんやってやろうじゃないか。
バッデストでもなんでも来やがれ!


…で、さらに1000円ほど使ったところで、ぐっと持ち上がって「チャンス到来!」(cv 齋藤彩夏)と思ったら……
こうなりました。

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よし、帰るか。

……世の中にはね、どんなに努力しても叶わないことってあるんだよ。
それを知るってことが、大人になるってことなんだな。

そんなわけで、一つ大人になった僕は、秋風の吹き始めたビル街を地下鉄へと歩むのであった。。。


こそっ(・・;)

(ボソっ)グリーラグリーラ レオノーラ…

………無理かorz