最近、日産の下請けいじめが
話題になり始めた
時は遡って、1999年3月
日産がルノーに買収された
コストカットが行われ子会社の株式などの売却
つまり、関係がある子会社の株を
日産の生え抜き社員の手で売れなかった
取引関係も人間関係で見直せなかった
何をすれば回復するのかは明確なのに
それを自分の手ではできなかったのである
下請けへのコストカット文化は
この時がきっかけで起こった
私は、この様に考えてしまった
下請けへの温情が良いか悪いかは難しい問題となるが
日本に資本注入して、従業員を減らし
業績改善して、役員の給料は上がり
配当で根こそぎ持っていく
日産にとってはかなりのコストと従業員の不幸
この日本への投資では、日本はデフレになる
一方、アメリカの投資は、
技術を入れて工場を建てて現地の人を採用する
国が成長するためには、
このような投資が必要
アメリカがずっと成長してきた仕組みのひとつである
投資資金の流入方法を上手くやらないと、
経済は失速するお金だけではダメ
日本国内は、
TSMCの半導体工場が熊本に建った。
熊本は、景気が良いらしい。
投資資金、工場建設、従業員採用。
これが重要
もし、日産が破綻していた場合
その売上が他の自動車メーカーに移り、
他のメーカーの経営は良くなっただろう
短期的に失業者が増え、マイナスになるのか
他のメーカーの売り上げが増え
結果・・・全体がプラスになるのか
そんなことを考えてしまった