書籍内容

わたし(筆者)と恋人リンゴとの生活にからむ数匹の猫の物語です。

筆者は詩人でもあるので、途中に猫がからむ詩が紹介されています。

 

ブックレビュー

猫に振り回されている筆者の「わたし」

その猫との生活にキレて家出してしまった恋人リンゴ

さて、どうなると思うのですが、筆者からはあまり危機感が伝わってきません。

詩人のせいでしょうか。不思議です。

筆者の猫に対する姿勢が理解できる一文がありました。

「たとえば、アメリカ・インディアンの伝えてきた言葉の中に、

”木は立っている人間、鳥は飛んでいる人間、

魚は水中を泳ぐ人間、四つ足の人間もいる。

そしてわれわれは二本足の人間”ということばがある。

たまたま我が家で共に暮らすことになった猫たちは、

いわば”四つ足の人間”で、

猫たちの生活や感情に注意していれば、

インディアンの言葉がまったく正しいことがわかるのである。」

だから筆者は、猫を”飼う”とはいわず、

「猫といっしょにいます。」

と周りの人に言うそうです。

そんな感じの猫との日々が紹介されます。

イラストは、宮園洋さん。

宮園さんのイラストが、本の中のお話の風景を

適格に表現しています。

まとめ

詩人の生活感にはちょっとびっくりしますが、

その生活感が猫そのものだなぁと思えてきます。