書籍内容

「猫は突然いなくなると、猫岳に登って『猫の王』になるという、昔からの言い伝えをとことん追究した「学術書」となっています。

 

ブックレビュー

人間と猫とのかかわりは古代エジプトが始まりと言われています。

特に古代エジプトでは、猫はバスト女神として崇められていた当時の様子が詳しく紹介されています。

 

「長靴をはいた猫」は、日本でもアニメになったこともあり有名です。

実は、この類話はヨーロッパを中心として広まっていることを初めて知りました。

この他にヨーロッパでは魔女と猫の話が多いようです。

ベルギーでは猫の王様や女王が登場する猫祭りまであるそうです。

猫とかかわりのある行事や伝承がたくさん紹介されています。

日本を代表する火山の一つに、熊本県阿蘇山の主峰が連なる阿蘇五岳があります。

その一つ根子岳(ねこだけ)は、別に猫岳とも書き、突然姿を消した猫が修行に行く場所と考えられています。

こういった類話について徹底的に調べて詳細な報告がされています。

これを読むと同じような類話が各地に広がっていたことが理解できます。

まとめ

猫が人間の生活にいかに深くかかわってきたかがしっかり論じられている本です。

日本では初めてのキャラクターものと言われている「招き猫」にまつわるお話も興味深いものがありました。

この本を読むと、とりあえず東京都世田谷区の豪徳寺へお参りをし、招き猫にお目にかかりたくなります。