後編ですね。さやかちゃんはどうなってしまうのか。
[後編]永遠の物語
ストーリー
思いを寄せる恭介のため魔法少女になったさやかだったが、魔法少女の真実を知って絶望に飲まれていき、ついに魔女へと変貌してしまう。まどかは、さやかを救おうとする杏子の提案に乗るが……。
映画comより
感想
後編から物語は深くなっていく訳です。
後編は、
魔女になったさやかちゃんの話→ほむらちゃんの話→ワルプルギスの夜の話と言う感じに進みます。
最初の魔女になったさやかちゃんの話は、衝撃を受けました。
前編の最後で、現実に失望したさやかちゃんが魔女になってしまい、ほむらちゃんと杏子ちゃんで助けるのですが、この話は悲しい結末を迎えます。
結局、まどかちゃんの言葉も通じず、どうする事も出来なくなり、
最後は、杏子ちゃんが犠牲となり、魔女になったさやかちゃんを倒し、一緒に死んでしまうと言う結末を迎えます。
ここでまさかの、杏子ちゃん、さやかちゃんが死んでしまうと言う。悲しかったですね。
そして、そこから場面が切り替わり、ほむらちゃんの話へと変わります。
こちらの話も衝撃を受けました。
場面は一転、前編の最初とまったく同じシーンが始まります。
変わっている所は、ほむらちゃんの性格が変わっている所。↓
で、ほむらちゃんが学校の帰り道に魔女に出会ってしまいます。
すると助けてくれたのが、なんと魔法少女になったまどかちゃんでした。マミさんも居ます。
ここはビックリしました。前編で出て来なかった、魔法少女まどかちゃんがこのタイミングで出て来るとは。
で、ほむらちゃんは魔法少女の存在を知り、まどかちゃんやマミさんと仲良くなります。
そして、ワルプルギスの夜。
ワルプルギスの夜に備えて頑張っていたまどかちゃんでしたが、負けて死んでしまいます。↓
ほむらちゃんの前にキュゥべえがやってきて、魔法少女になれば願いを一つ叶える事が出来るので、まどかちゃんと出会った日からやり直したいと言う願いをして、ほむらちゃんは魔法少女になります。
ほむらちゃんの願い事が分かったシーンでした。結局、僕が思ったのは、みんな誰かの為に願い事をしてるじゃんと。
さやかちゃんは好きな人の身体を治して、
杏子ちゃんはお父さんの願いを叶えて、
ほむらちゃんはまどかちゃんを助ける為に、
みんな優しいですね。自分の欲望はどうでもいいのかな?
で、そこからほむらちゃんの大変な日々を送ります。
1回目
願い通り、まどかちゃんと出会ったあの朝に戻り、今度は自分も魔法少女なんだと伝えます。そして、まどかちゃんと仲良くなり、まどかちゃんとマミさんとほむらちゃんで魔女を倒す日々を送るのですが、
ワルプルギスの夜、結局まどかちゃんは死んでしまいます。↓
で、ほむらちゃんは時間を戻す事が出来るので、再びあの朝まで巻き戻すんですね。
なんかこんな感じに、友達が死んだからやり直して、友達を救うみたいなアニメか映画があった様な。無かったか?
ドラマだったら、選タクシーみたいですね。
2回目
再びあの朝まで、戻ったほむらちゃん。
再び、まどかちゃん達と一緒に魔女も倒し、いろいろとほむらちゃんも頑張ったりするんですが、今度は仲間割れが始まりまして、まどかちゃんとほむらちゃん以外、みんな死んでしまいます。
もちろんこうなりました↓
で、まどかちゃんは苦しむ訳なので、
結局、まどかちゃんは死んでしまいました。
ほむらちゃんはまたあの朝を繰り返します。
このシーンも、観ているだけで悲しいシーンでしたね。悲しいわ。
3回目
またあの朝に戻ったほむらちゃん。
今度はイメチェンをして、クールな方のほむらちゃんになります。
ほむらちゃんはまどかちゃんを守る為、魔法少女にさせないように、キュゥべえと合わせないようにして、まどかちゃんを魔法少女にさせませんでした。
まどかちゃんの代わりに魔女を倒していくほむらちゃん。
そして、ワルプルギスの夜。
ほむらちゃん1人で頑張りますが、やっぱり倒せない訳ですよね。
そこにまどかちゃんがやって来て、ほむらちゃんを助ける為に魔法少女になってしまいます。
このシーンのほむらちゃんが、本気で悲しんでて、心がジーンときましたね。
魔法少女になったまどかちゃんは、凄く強くなっており、ワルプルギスを一瞬で倒してしまいます。
そう、キュゥべえ曰く、
ほむらちゃんが同じ時間をくり返す事で、まどかちゃんは魔法少女としての力がどんどん強くなり、まどかちゃんを最強の魔法少女にして最悪の魔女となる素質を与えることへと繋がっていたそうです。
だから、まどかちゃんは最悪の魔女へとなろうとしてました。
ほむらちゃん、再びあの時まで戻ります。
4回目
結局、ほむらちゃんは思いつきました。
キュゥべえを殺せばいいのだと。
で、ほむらちゃんはキュゥべえを殺す為に頑張るのですが、ボロボロになったキュゥべえの前にまどかちゃんがいました。
で、そのシーンは前編に出てきたシーンへと繋がる訳です。
と言う事は、今現在は4回目の日々を送っている訳となりますね。
で、ほむらちゃんの話は終わりです。
そして、クライマックス。
ワルプルギスの夜の話が始まります。
まぁ結局と言えば、3回目と同じな訳です。
マミさん、さやかちゃん、杏子ちゃん、みんな死んでしまい、
まどかちゃんは魔法少女ではない。
どうなるのやら。
ワルプルギスの夜が始まりましたが、やっぱりほむらちゃんは倒せない訳なんですよ。
ロケットランチャーだったり、武器をたくさん使ってでも倒せないんですよ。
そこに、まどかちゃんがやって来てしまいます。
ほむらちゃんを助ける為に魔法少女になろうとしますが、もちろんほむらちゃんは嫌な訳。
しかし、まどかちゃんも悩んでいた願いを思いついたみたいで、それは、
過去・現在・未来、全宇宙に存在する全ての魔女を、生まれる前に自分の手で消し去ることでした。
これは、ある意味魔法少女の神となる訳です。
結局、その願いは叶いました。
これにより、宇宙は新たな法則の元に再構築されました。
魔女はまどかちゃんにより消滅を始め、
魔女によって死んだ人達が生き返り始めました。
それを見ているほむらちゃんはびっくりしますよね。
で、まどかちゃんは魔法少女の神となる訳でした。↓
まどかちゃんの存在を消されて、世の中にまどかちゃんが存在しなくなる。
まどかちゃんは始まりも無ければ、終わりも無くなった。そう言う訳です。
結局、悲しむほむらちゃんに、まどかちゃんは感謝の気持ちを伝えます。
ここからのシーンが本当にグッと来ますね。
で、まどかちゃんは最後に自分のリボンをほむらちゃんに渡して、まどかちゃんはいなくなってしまいます。
本当、良いシーンだった。
しかも、そこからのまどかちゃんがいなくなった後の地球が悲し過ぎる。
マミさん、杏子ちゃんは生き返ってる訳ですが、まどかちゃんの事は知らない。
世の中にまどかちゃんを知っている人はほむらちゃんしかいない。悲し過ぎる。
まどかちゃんの家族が最後に出て来るのですが、
家族の子供が、まどかちゃんと言っているのが泣ける。
誰とは知らなくても、なんか良いよねこう言うの。
で、個人的に悲しかったのは、さやかちゃんが生き返らない事。
さやかちゃんは魔女になってしまった。と言う事は魔女と言う事で死んでしまったから、生き返らないんですね。
生き返るのは、魔女に殺された魔法少女だけ。
さやかちゃんは死んじゃったのか、、、
で、まどかちゃんの救った世界を守るべく戦い続けるほむらちゃんの姿が描かれて、物語は終わります。
これが魔法少女まどか☆マギカのお話でした。
観ていて楽しかったし、面白かったし、物語も良かったし、本当に気に入った作品でした。
物語シリーズと続いて、まどか☆マギカも好きになりましたね。
でも、まだ劇場版だけなんで、ちゃんとしたアニメ版もしっかり観ようと思いました。
※アニメ版はレビューしないつもりです。
是非まどか☆マギカ。ご覧下さい。
9月12日(月)ちなみに新編も観ます。大翔。
前編はこちらから→前編