久々にキャッチコピーが凄く好きです。


「復讐が舞う」




バレリーナ The World of John Wick


劇場公開日 2025年8月22日

監督 レン・ワイズマン

レイティング R-15


〈あらすじ〉

伝説の殺し屋ジョン・ウィックを生み出した組織「ルスカ・ロマ」で殺しのテクニックを磨き、暗殺者として認められたイヴは、ある殺しの仕事の中で、亡き父親に関する手がかりをつかむ。父親を殺した暗殺教団の手首にあった傷が、倒した敵にもあったのだ。コンチネンタルホテルの支配人・ウィンストンとその忠実なコンシェルジュのシャロンを頼り、父親の復讐に立ち上がるイヴだったが、教団とルスカ・ロマは、はるか以前から相互不干渉の休戦協定を結んでいた。復讐心に燃えるイヴは立ち止まることなく、教団の拠点にたどり着くが、裏社会の掟を破った彼女の前に、あの伝説の殺し屋が現れる。

映画comより


〈感想〉

※ネタバレがっつりしてるので注意!
あと一部グロいGIFも貼ってるので注意!


まぁとりあえず、2025年のベスト候補か?
えー、最高でした。


ジョン・ウィック4作目、コンセクエンスは2023年の個人的1位となっており、
約2時間以上の超絶アクションと完璧な終わり方に感動と衝撃が凄かった作品でした。

その2年後にスピンオフ、バレリーナが公開と言う事で、スパンが良いですね。
また、ジョンウィックの世界を味わう事が出来る喜びがありました。

ですが、今回は観る前はちょっと不安要素もありまして...
監督が違うって言う点が1番でしたかね。
あとは、スピンオフは失敗する可能性が高いイメージ(個人的)


ソウのスピンオフ、「スパイラル ソウ・オールリセット」もあんまり興行収入は良くなかったみたいですし、(個人的には好き)
ワイスピのスピンオフ、「スーパーコンボ」もワイスピ好きには微妙な感想もあったじゃないですか。(個人的には好き)
まぁDCUとかマーベルとかマッドマックスとかは成功してるイメージなので、
可か不可かハッキリしてしまうのがスピンオフだと思ってるので、どうなんだろうって。



「大丈夫だ、問題ない。」
1番いいのを頼む


1番良いのをくれました、この作品は。


と言う事で、見事にジョンウィックのスピンオフとして大成功していたと思います。

物語としては、ジョンウィック3と4の間と言っておりますが、正確に言うとジョンウィック3の物語で同時並行で起こっていた物語がバレリーナで、このバレリーナのラストが4作目の前らへんって感じですね。


ジョンウィックは亡き妻の残した大切な犬を殺した奴への復讐劇ですが、
バレリーナ(イヴ・マカロ)は父親を殺した奴への復讐劇です。


父親がルスカ・ロマに属しており、トリノコシティになったイヴをあのウィンストンがルスカ・ロマに導いてくれて、そこで暗殺者として育てられる。
そこから段々と強くなり、かなり強い暗殺者となるのですが、そんなある日、父親を殺した奴の情報が手に入り、調べるとカルト教団の偉いやつが殺した事が分かり、イヴがそのカルト教団を破壊、壊滅、消滅させる話です。


まぁ、いつも通り物語はお供え物として観て下さい。
ジョンウィックシリーズは物語よりアクションを重視して観るべき映画だと思うのでね。


犬から父親になるので、復讐したくなる気持ちはより同情できますね、って言うか復讐する理由あるある1位2位らへんですよね。
犬は6位ぐらいか?


あと今回は、そのイヴが暗殺者として最強になる成長過程を観れる訳なので、ジョンウィックの時よりかは応援したくなるし、今までこのような暗殺者を育てる描写は無かったので新鮮ではありました。

アマプラ限定、ドラマのスピンオフ「コンチネンタル」でも無かったので、
嬉しいシーンでもありましたね。



今回もこのバレリーナは予告を一切観てなく、
ジョンウィックとノーマン・リーダス、
そして今までのシリーズお馴染みのメンバーは出る事は知ってましたが、ストーリーやアクションは一切知らない状態で観ました。

なんとなく、お馴染みのメンバーがどのように出るかは予想出来ましたが、
ジョンウィックがどう言う立場で登場するのか予測不能で楽しみでした。

そしたらまさかの敵役で登場するとは...

まぁ、最終的には味方にはなるのですが、
最初のタイマンバトルはヒリつきましたね。
これで、イヴがボコボコにされるのも良い。
ジョンウィックは本当に最強なんだね、って実感もするシーンでした。





ノーマン・リーダスさんも良かった!
出てきただけでのオーラ感も凄かったし、
やっぱり男前ですね...




ただアクションシーンは良かったのですが、
登場シーンが思った以上に少なかったのが残念...
ポスターにも目立つ所にいるのだから、もっと活躍出来るのかなって思ったのですがね...
まぁ、結果生きてたし、
噂だと続編の構想にはノーマンリーダスに重点したいとかおっしゃっていたので、
次回あれば、楽しみですね。



お馴染みのメンバーも良い感じに物語を盛り上げる役割を果たしてて、
スピンオフだから無駄に登場させよう感が無かったのが良いですね。


なんやかんや、ウィンストンめちゃくちゃ好きなんですよね。


シャロン役のランスさんが出た時の安心感めちゃくちゃ好きなんですけどね、

もう見れないのが残念...

(4作目でも殺られてしまったし、現実でも亡くなってしまったし)





肝心のバレリーナ、イヴ役のアナ・デ・アルマスさんも物凄く良かったです。


可愛いし、カッコいいし、アクションも本当に良かった。

↓の映像見る感じめちゃくちゃトレーニングもしていたみたいで、本当に努力の成果が映画に出ていましたね。


最初、バレリーナなんで、服もバレリーナっぽいドレス系で戦うのかなぁって思ったら、

ジョンウィックと同じスーツで戦うんですもん。

最高でしたね、普通に口角上がりましたもん。





そんなバレリーナ(イヴ)のアクションも、ジョンウィックみたいなガンアクションメインになるのかと思ったら、思った以上に様々な道具や武器を使って戦うんですよね。


ガン(銃)、ナイフ、ボム(爆弾)、火炎放射器、消化ホース、靴(スケートの靴)、お皿、その他鈍器系


ガン要素は4割ぐらいで、6割がその他の武器で戦ってましたね。

そんな感じで、ジョンウィックの様なスタイリッシュなアクションではなく、

バレリーナ(イヴ)はワイルド系と言いますか、結構やられたり、ぶん投げられたり、ボコられながらも何度も立ち上がり、そこにあった武器で臨機応変にやっつけるって感じで、

ワイルド系のアクションが目立ってた印象でした。

そこに、ジョンウィックとの対を出していましたね。


それこそ監督が違う影響が良い感じになっていて、レン・ワイズマンの良さが出てましたね。

そういえば、ダイハードシリーズも4作目が1番好きなんで、作品の良さをしっかり出すことが出来る監督なんでしょうね。


注目する監督候補リストに入れておきます。




アクションに触れたので、

全体的なアクションについてなのですが、

今回も相変わらず凄かった...


主にイヴのアクションなのですが、そこに冒頭の父親のアクション、ノーマンリーダスのアクション、そしてクライマックスにあった個人的サプライズジョンウィックのアクション


全てが完璧、カッコよくて、最高のアクション

約125分、体感80分が最高アクションシーンの連続でした。





大好きなアクションシーンをいくつかチョイスします。



 


①車に押されながらのガンアクションシーン

いきなりアクションシーンと言うか、撮り方?演出が物凄く良くて印象に残ってるシーンなのですが、


場面が切り替わって、数年後イヴが暗殺者として成長して、仕事が終わったシーンから始まります。

さて、終わったから車で帰るかぁ。と車に乗って走っていくイヴ、カメラもPANUP(カメラが上に上がる)して行って場面が変わるのかなぁって思ったら、奥でイヴの乗っていた車が何者かに衝突され、そのままめちゃくちゃ押されて戻って来て、カメラがPANDOWN(カメラが下に下がる)して最初の位置に戻り、そのままアクションが始まるこのシーン!

久々に映画で素晴らしいシーンだなぁって感動しましたね。


↓これです



この長回しで魅せてるのも良いし、不意をつかれたこの技法本当に素晴らしいです。


因みにこの襲ってきた奴がカルト教団の人で、いろいろと判明するんですよね。


このシーンが個人的今作1番の名場面として認定します。





②ボンバーマンのシーン

僕がファンであるツイッタラー、コラムを書いてる

人間食べ食べカエルさんが良い表現をしていたので、そのまま引用させて頂くのですが、

本当にイヴがボンバーマンをするシーンがあるのですよ。


ジョンウィックお馴染みの武器調達のシーンが今作にもあるのですが、今回武器を紹介中にまさかの襲撃を受けまして(これもジョンウィックとの対を見せてるのかなぁって思った)その時にたまたま見つけた手榴弾等の爆弾を大量に手に持ち、敵をとりあえず爆破させながらアクションをしまくるシーンがありまして、

サイレント・トーキョー、ラストマイルの時でも言いましたが、爆破は芸術なんですよね。


大好物でしたこのシーン


相手の足元に投げるのは当然な事ながら、

相手の口にぶち込み、木っ端微塵にするのも最高でしたね。





↓これも良かった(グロいのでだいぶ画質下げました)



このボンバーマンもかなり見応えあるシーンとなっておりますので必見です。





③やっぱりこれだねー、ウィックのアクション

やっぱりこれだねーロッテのトッポ


そもそもジョンウィックは出てくる事は知っていたのですが、あくまでスピンオフ。

どーせちょっとしか出ないんでしょ?

って思ってて、


最初、ジョンウィック3にもあったルスカロマのシーンで登場して、

下手したらこれで出番終わりもあり得るな。

って思い。


後半、イヴを止める為にジョンウィックが登場して、タイマンをして、和解して、

いやージョンウィック強いなぁ、良いアクションだった。

と完全にここで出番終わりと思ってたら、


まさかラストにジョンウィックのガンアクションがしっかりあるとは思ってなくて...

所詮、スピンオフって思ってジョンウィックのアクションなんて期待してもいなかったので、

本当に感動しました。

始まった途端、口角がまた上がってしまい、自分が気持ち悪かったです。


相変わらずのスタイリッシュさと、

最強で無双しまくるので、最高でした。


↓ここ好き





それ以外にも最初のパパさんファイトシーン、ゴム弾で戦うシーン、ノーマンリーダスファイトシーン、カルト教団を破滅させるバイオ感ある世界観でのアクションシーン、火炎放射器と消防ホースのシーン、アクション盛り盛り盛りだくさんなので、

全編必見です。




ラスト、相変わらず復讐は一瞬なんですね。

そこはジョンウィックと同じ。


もしかしたら暗殺者は「ホステル」って言う映画みたいに、拷問してから殺す考えに至らないんでしょうね。早くこの世から消したいみたいな。




はい、と言う事で長くなってしまいましたが、

本当に良かった。


ジョンウィックのシリーズの中なら、

コンセクエンスの次ぐらいに好き。


今年見た映画では1位になる可能性大ですね。

(サブスタンスとの攻め合い)


今後はチャプター5製作中って事でどうなる事やら...

チャプター5は過去の話では?って思ってたんですが、噂によるとジョンウィックの過去はアニメで描かれるみたいな?

他にも、主席連合側のドラマや、ケインの映画も製作予定らしいですね。


まだまだ続くジョンウィックのワールド。

僕は大好きなコンテンツなので、

DCU、マーベルとは真逆の暗殺者側の様々な世界をもっともっと観たいです。


もっと広まってほしいな

ジョンウィックユニバース。


ありがとうございました。



評価 102点