この日は午前中ティンプーぶらぶら、午後からパロに移動。
ブータンは、何気にオリジナルの切手作りに力をいれており、
その業界の人には、ブータン切手結構有名なんだとか。
ということで、オリジナル切手を作るために中央郵便局へ。
けっこうこじんまり。
その場で撮影したものを切手にしてくれます。
希望があれば、どこかで撮影した写真データを持ち込むことも可能。
思い立ったらすぐ手紙を出せるように、様々な封筒やはがきを販売。
これをポストにイン。
日本まで20Nr(32円ほど)の切手1枚で届く。
うちは切手作らなかったけど、ものの5分ですべて完了。
オリジナル切手で友人に手紙を出すのも、いいのかもね。
そして、国獣であるターキンに会いにターキン牧場へ。
っと、その前に。
車で何気に通り過ぎるところだった…
こちらが歩き方にも載っている【ドラゴンポー】
ついに見つけてしまった!!!
ポー(男性器)は縁起物。
それに加え、こちらはブータンの由来でもあるドラゴンまで…
ものすごく縁起をかつぐお宅です。
観光客の多いパロやティンプーなどでは、減りつつある
ブータン独自の文化。
地方ではまだそこらじゅうに描かれているよう。
見つけたときは、「ポー!!!」と叫んでしまった。
恥ずかしい…
さ、話をターキンに戻して。
ターキンとはウシ科に属する生物で、中国では三大珍獣のひとつ
とされ、絶滅危機種だそう。
ちなみに中国三大珍獣⇒ジャイアントパンダ・キンシコウ・ターキン
こちらがターキン。
みんな眠そうだった。
紅葉がいい感じです。
お昼はきし麺のようなものを食べにローカル食堂へ。
これまたブータン料理だそうですが、なかなか美味。
ティンプーをあとにし、パロに戻る。
酔い止めをあらかじめ内服していたので、爆睡でした。
今夜のお宿。
民宿風で、実際にオーナー家族と共有の部分が多いです。
トイレはブータン旅行中、どれも水洗!
しかも紙流してもOKとは、本当に素晴らしい。
バター茶のウェルカムドリンク。
オーナーの奥様。
このご夫婦、日本で5年ほど生活したことが
あるそう。
だから、日本を忘れないためにつけた娘の名前が
【はなちゃん】
日本だ~。
パロの2日間はこの隊員さんが案内役を務めてくれました。
この人も建築。
これが、民族衣装の【ゴ】
黒ソックス+革靴が正装。
この【ゴ】を着用の際、ゾンといわれる公の場所に行くには、
白い布をまかなければなりません。
病院では、看護婦さんは【キラ】と呼ばれる女性版の民族衣装が
あるのですが、これが上下白だそう。
ナース服までが民族衣装。
でも、日常的に民族衣装が着られるのはちょっとうらやましくもある。
そして、パロのゾ(お寺+役所)へ。
このパロのゾンにもJOCVが活動しています。
彼も建築の隊員さんです。
この建物は、前任のJOCVが設計したものだそう。
でも、やはり、どこの国も同じで、JOCVの指導が浸透する
ことはなかなかなよう。
普通にマンパワーとしての活動を求められてしまうそうです。
夜はパロで活動する建築の隊員さん、助産師の隊員さんを交えて
タイ料理。
パクチーは別に盛られ、味が移ることなく美味しかった。
パクチー嫌いには素晴らしい心遣い…
ブータンも出産数はたくさん。
だけど、スクリーニングがされていないから、奇形児も多いと。
平均寿命は大体60代後半から70代くらいで生活習慣病が多いそう。
明日はブータン旅行のメイン、タクツァン僧院!
帰り道にまた「ポー」を発見。
ポーに始まり、ポーに終わった…