最近、セミナーの資料のことばかりやってて、患者のケアにスタッフと

入ることが滅法少なくなっていました。


だからか、こっちの看護師のケアのしなさや、ドクターらによるいい

加減な蘇生法を目の当たりにして、最近気持ちが萎えていました。


たいした病気でもないのに、ちゃんと管理できていないから、すぐに

合併症を起こして、たくさんの人が亡くなっていくのを見るのはつらい

ものがあります。


最近は家のライフラインも不安定になってて…


そんなんで、帰国したい病が勃発して、最近はずっと悶々してます。



でも、今日一番話の分かる看護師とゆっくり話をする機会があって、

思ってることをつらつらと話しました。


別に返ってくる答えに期待してるわけでもなく、どうかしたいって思いが

あるわけでもなく。


結果、じゃーどうしようね(笑)って感じで終わったのですが、

なんか気持ちを分かってくれた、その看護師の気持ちが分かったって

ことがもう少し踏ん張るかって気にさせてくれた。



本当にいい看護師です。

その子が実際に患者さんにケアをしているかというとちょっと別なん

ですが、患者さんからはよく感謝されています。

聞く耳を持っているからなぁ。


「お金やモノはいらない。ただありがとうって言われるその気持ちのため、

自分の良心のために頑張る」って。


その気持ちがあれば、なんかのきっかけで患者のために頑張ろうって

思ったときに、先輩隊員や自分が伝えていったことが役に立つ日が

来ればなぁ…


なーんて思ったのでした。



十人十色という言葉がある通り、考え方は人それぞれです。

だから、自分の考えが正しいとか間違っているとかの話じゃないです。


自分が海外青年協力隊に応募した理由。


・海外での生活をしてみたかった。そして、そこから日本を感じたかった。

日本で生活しているときは、日本にいる感覚からの日本しかわかりません。

だから、外に出てみて、日本を感じてみたかったんです。


だから、何かを強く変えたいとか、自分がなんとかしなければという意識は

強くありません。

でも、自分がこの国で感じたことは日本に帰ってから、まわりの人に伝えて

いく必要はあると思います。


日本ではウズベキスタンという国自体、知名度が低く、自分も合格するまで

は聞いたこともありませんでした。


だけど、自分がそんな国に行ったことで、自分の周りの人が

「ウズベキスタン」について興味を示す。

そのつながりが、「世界をみる、世界からの日本をみる」ことにつながれば

いいなぁという思いです。


もちろんその逆もしかり。


日本人と接する機会がまれなホラズムの人たちに、自分を通して

日本を、世界を、そしてウズベキスタンを感じてくれればなぁ。




話がくどい。




まぁ、おかげさまでセミナーのスライド訳修正も終わったので、

あとは読みの準備にとりかかろう。


明日はその看護師の息子の割礼。

写真係としてお招きいただいたので、一部始終を見れるかも。

いやー、見れないかなぁ…



ちょっとだけ、わくわく。