任期中に1回だけ認められた一時帰国を、猛烈な勢いで
遊びまくって、ウルゲンチに戻り、久しぶりの活動初日。
気持ち的にどっと疲れた。
お土産渡しで、リハビリをと思っていたのですが、
やはり想像していた通り、ウズベクのなかのウルゲンチに住む人々は
まったく別の人種のように感じた1日でした…
とほほ・・・
の一言に尽きました。
では、予告通り、まずアイダルクル湖編から。
7月、日本に帰国する前にJOCVや事務所スタッフらとともに
サマルカンド→ナボイ→ヌラタ→アイダルクル湖へ。
まずは岩絵のある場所へ。
なにもない道をひた走り、小高い丘へ。
とげとげした岩の丘で、その岩の1枚1枚にありました。
絵が。
ガイドさんが歴史的なことを説明してくれてたのですが、
なにせこの丘、ものすごく風が強くて、つい遊び心が…
説明そっちのけで、絵にも感動せず、ただひたすら風で
遊んでしまいました。
飛べる!
真剣にそう思わせる強風でした。
そして、ここもガイドさんが何かの説明をしてくれたのですが、
説明が全部英語で、英語苦手な自分はこれまた脱線。
でも、水が澄んでてとてもきれいな場所でした。
う~ん… きれいですねぇ。
そして、いよいよアイダルクル湖へ。
でっかくて、地平線まで湖。
自分にはもう海にしか見えなかった…
日頃から水に飢えているからか、めちゃくちゃテンションあがった。
「大量の水やー!!!!」
ひとまず泳いだ。
そして、今晩のお宿。
ラクダにも乗せてもらい、やふしな日没。
夜は現地人の民族楽器の演奏とキャンプファイヤー。
トイレもちゃんとあるし、シャワー浴びれる場所もあった。
停電で水が使えなくなることもあるのですが、
いやー、いたれりつくせりですな、このユルタ(ゲル)泊。
翌日ももちろんアイダルクル湖で泳ぎました。
興奮しすぎて、鼻血を出していたのも気付かずに…
鼻血ぶーの写真、upしようか悩んだのですが、
誰も見たくないやろーと思ったのでやめときます。
楽しいメンバーにも恵まれ、本当に素敵な旅でした。
春に出かけたアラル海への旅に続く、本当に記憶に残る旅に
なりました。
歴史に詳しくない自分にとっては、なにもない大自然のほうが
断然に興奮するし、楽しい…
だって、31歳にもなって、だだっ広い平野で生理的欲求を満たす。
ないでしょ、ふつう。
「ワイルドだぜぇ」
日本で流行っているらしい。
知らんかった。
アイダルクル湖とアラル海へは、また訪れたいな。
この写真を見て、行ってみたいなと思ってもらえたら嬉しいです。
次回予告:チムガン山の麓、ダーチャ泊について。