昨日は病院のレモント、報告会が終わって、久々の仕事。

約2週間ぶりの同僚と会うのにちょっこし緊張。


ICUの患者さんは肝不全の1人のみ。

しかも肝性脳症のような状態で、厳しそう。

家族にも厳しめのMTがあったようで、家に連れて帰るかそんな

雰囲気でした。


うちは朝から病棟めぐりをして、部長・副部長に挨拶に回ったのですが、

見事にみんないない。

病院中ぶらぶらして、なんかしらんけどボグルサック?を作ってたから、

そのお手伝いしたりとか。


ICUにいても暇やなーって思って、夜勤明けの看護師とともに

スボトニキ(庭掃除)にでることにしました。

まぁ、だらだらと草むしりをして、談笑です。


自分もまだがっつり仕事気分になれないので、ちょうど良かった(笑)


んで、話のはずみで「暇なら今日メフモンにおいでよ」の流れで、

同僚宅にメフモンに。


ヒヴァに行く途中の田舎町で、一言でいえば、「のどか」


ホラズム地方はアランガ、ヌクス米など、

日本で言えばコシヒカリ級のお米の産地です。


さっそくカメラ片手に田んぼへ…


ウズベキスタンの過ごし方


ウズベキスタンの過ごし方


こっちの苗は40cmはあろうかという長さのものを植えます。

日本なら13cmほどで田植えに適してるのですが…


ウズベキスタンの過ごし方


「そこ座って見てて~」と言われたけど、楽しそうな雰囲気に

座っていられず、うちも田植えをすることに。


裸足で水の染みた田んぼに足を入れた瞬間、童心にかえりました。


「楽しい!!!」


田植えするとは思ってもなかったので、そんな用意は一切なく、

もう日焼けとかもいいやって感じです。


さすが田舎マジック。

タシケントでは湧き出ないわくわく感でいっぱいでした。


以前から気になってた疑問を


「なんでこんなに塩分がきつい土地で美味しいお米が採れるの?」

「塩があるから甘みが増すの。果物もそうよ」


やっぱり。

想像していた答えやった。


コシヒカリと違い、もちもち感や炊きたての輝き、

時間たってからの味は劣るけど、アランガ米、十分美味しいです。




んで、19時くらいに田んぼをあがって、しばし休憩。


田舎の家にはなんでもいます。

定番の牛、犬、猫、鶏、それに羊、ロバ、亀まで!


ウズベキスタンの過ごし方



そんで、ご近所散策。19時とはいえ、まだまだ明るい。


ウズベキスタンの過ごし方


そこらじゅうに生っている杏を食べながら、同僚の知り合いのお宅訪問。

ウズベキスタンの過ごし方


ウズベキスタンの過ごし方


もぎたてのきゅうりやトマトをご馳走になりました。

甘い、うまい…



これは、ウズならではの煉瓦造り。

この煉瓦のおかげで、キビシイ夏が快適になるんですね。


ウズベキスタンの過ごし方



ウズベキスタンの過ごし方


ウズベキスタンの過ごし方


このあと、煉瓦職人の家族のお宅へ。


ウズベキスタンの過ごし方


ここでもメフモン攻撃にあい、すでに満腹。
一旦、同僚宅へ引き戻しました。

そしたら、また「近所まわろう」と…
まぁ歩くだけなら、いいかと思いきや、

ウズベキスタンの過ごし方


ウズベキスタンの過ごし方


この子がいるお宅でも、さらにメフモン攻撃。


よー食べたわ、杏とオシュ。


んで、23時をまわったころにようやく同僚宅へ帰宅し、

寝る前のひととき。


先輩隊員から譲り受けたオセロにトライしたものの、

ルールがうまく伝わらず、断念。


こんな時はiphoneの出番です。

みんなで神経衰弱やコイン落とし、ワニたたきなどをしました。


ウズベキスタンの過ごし方


めっちゃはまってました。

恐るべし、アプリの数々。


そんなこんなで夜は更けていったのであります。




田舎の何がいいかと言いますと、時間を贅沢に使うことです。


ネットができて、いろんな情報が手に入ることはもちろん素敵です。

文明がなければ、快適な生活も手に入りません。


でも、なんなんかな、あの時間の過ごし方。

のんびりしてて、時間に追われる感覚がない。


んでもって、気持ちが豊かになるんやって。


悪くない。田舎。



でも帰って、そっこー体中洗って、歯磨き3回した。


うち、井戸水で歯磨きするのまだビビってる。

田んぼからあがったあと、田んぼの用水で足洗っただけやったし、

トイレの紙は、ノートの端切れやったし。


そんなこんなで、田舎者にも都会人にもなれない自分です。