今日は朝の通勤中に、遠くからおっきな犬の散歩してるなー、
あの犬種なんだろうと思いながら近づいてみると、
フツーに羊にくさりつけてお散歩してました。
うちは揺れるおしりがかわいいと思ったけど、
ウズの人が見たら、うまそーなお尻だと思うのでしょうか。
こっちきて、犬を家族の一員として育てていることに驚きました。
発展途上国に対して、おかしな先入観があったのでしょうね。
貧富の差が激しいんだと自分なりに解釈。
まぁ、かわいがるという意味で育てる人もいれば、
食糧として育てる人もいるようなので、
一概には言えませんが、夕方に犬を散歩している姿を見た
時は、大変驚きました。
けんしろう、こっちで一緒にお散歩したい…
食べる肉がなくてうまそーな犬じゃないけど。
姉が手術のために実家に帰省してて、どうやらうちの部屋で
養生しているようで、けんしろうは姉をうちと間違えて、
階段の下でお座りしてずっと待っているようです。
早く会いたいぜ♡
今日も重症部屋に入り、記録と注射はしないけど、
ふつうに看護婦さんしてきました。
いまは重症筋無力症の患者さんのケアにあたっています。
気管切開され、呼吸器がのっているので、会話はできませんが、
ジェスチャーといままでの経験でなんとかコミュニケーションは
成り立ちます。
床頭台に歯ブラシがあったので、よっしゃと思い、
本人も希望してくれたので、歯磨き開始。
そこへ担当ドクター登場。
「マラディエッツ~」いただきました。
来た当初は吸引すらさせてもらえない状況だったのですが、
なんとなくやってもOKな雰囲気になってきてます。
先輩隊員の築いた土台のおかげと、この6か月患者さんのケアに徹した
ことが少し報われた気がする。
ただでさえ、言葉が不自由だし、ウズでは若くみられるため、
新人もしくは、実習生と思われてしまいます。
そうでなくて、日本で勉強してきて、経験もあるんだよ。
だから、間違ったこと言わないから、私の言うことに少し耳を傾けてくださいと。
ゆくゆくは褥瘡治療のマニュアルをドクターたちに紹介できたらと
考えています。
いまだに褥瘡があれば、段階関係なく、第一選択がイソジン塗布!
なので、それは看護師にいくらいってもどうしようもないことなので、
ドクターたちから変わってほしいなって思う。
予防においては、看護師にはまだまだ指導が必要だけどね。
そんで、新院長と顔合わせのためにICUの看護師が
ぞくぞくと来院。
時間をもてあました看護師たちと一緒に
12月に帰国した先輩隊員へメールを送ることにしました。
見てください。この1本指で必死にキリル文字を打つ姿。
自分の勤めてた病院に、1本指でPCを打つ年配ドクターを
思い出しました。
いつか彼女たちがおばーちゃんになったころ、ウズの国民の
ほとんどが自分用のPCを持ってる日がきますように。
帰り道、久々にライセントルバザールへ行ってきました。
なんかがらんとしてて、人も少なく、あれ?と思いながら、
とりあえず目的のお店に行ってきました。
途中で暇そうなおばさんらに聞いたら、
「監査来るから3日くらいはこんな感じなのー」
「建物内で店してる人らは評価5で、私たちは評価2なのー」って。
「あんた、カメラ持ってんの?撮って撮ってー♡」
「撮ってどうするんですか?」 ←現像とかめんどいし。
「まぁ、いいから撮って♡あんた韓国人?」
「いえ、日本人です」
「きゃー、日本に送ってもらおう」
…
かわいい。
このあと家の近くで、バスの中に支給された携帯を
忘れてきたことに気づき、一瞬焦ったけど、
「ふど、さくらいでぃ」
無事に手元に戻りました。
そんな1日でした。