厚生労働大臣 記者会見より

◎フリー記者 藤江さんの質問

3/5の参議院予算委員会において柳ケ瀬裕文参議院議員から、
想定の100倍の健康被害、
過去最大のワクチン被害ではないかと質問があったが、
それに対し武見厚生労働大臣は
審議会において重大な懸念は認められないと評価した。
武見大臣が信じてやまない、

1.審議会の名前

2.最近ではいつ行われたか

3.審議会に出席した委員、参考人のうち
寄付金など製薬関連会社からの金銭の受け取りがある方は何名いると
厚生労働省では把握しているか

教えてほしいと質問

◎武見大臣の答え

1.厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会服反応検討部会
薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会
の合計開催

2.直近では1/26に開催

3.過去三年間における金銭等の受け取りについては確認を行っている
直近の審議会では参加した

委員14名のうち8名
参考人6人のうち3名

が製薬会社からの寄付金等の受け取りがあったと申告あり
その旨は審議会において公表している
これについては参加規定というものがあり
この参加規定に従い金額によっては退席
あるいは議決権を与えないなど透明性を確保しつつ審議会を運営している
適切な運営の仕方だと考えてる

おおよそ日本はアメリカのFDAと同じような規定を設けている
委員と製薬メーカーとの関係が不適切なものとならないように運営をはかってきている

◎藤江さん

想定の100倍の健康被害が起きているのですが、
委員、参考人の過半数のかたが製薬会社と金銭のやり取りがある、
また、直近が1/26ということは3ヶ月に一回のペースでしか開かれていない
審議会の在り方自体が重大な懸念ではないか

◎武見大臣

ワクチンは健常者に打ちますから
その結果としてその健康が損なわれることに対する多くの国民の受け止め方にいうものは確かに微妙なものがあるだろうと思う

しかし他方でこの感染症に関しては
ジェンナーが種痘を発明して以来、
実際に公衆衛生学的なアプローチとして
ワクチンというものが確実に幅広くより多くの人々の健康を守ってきたという歴史とサイエンスに基づく事実というものがある
今回もそうしたメリットに関わるエビデンスを確認しつつ、
専門家の先生方の周到なしっかりとした議論をしていただきその結果として判断されたので、それを尊重したい。

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