「日々、精進。」 -7ページ目

たまごさん

我が学園には「大和イラスト部」なる部活が存在する。
そこに在籍する学生が生み出したキャラクター、それが

たまごさん

である。

この「たまごさん」を初めて見た時、いわゆる「ビビッ!」と来たんだ。
音楽も感じた。

しかし、私は現在多忙なので、感じた音楽を形にする時間がなかった。
そこで、私の友人に「たまごさん」を紹介した。
友人はこう言った。
「これはアリだね!」と。
そして、その場で「たまごさん」をメロディに乗せて歌ってみせた。

近日、世界は「たまごさん」を知ることになる。
音楽と共にね。
私は一足先にデモを聴かせてもらったが、非常に中毒性の高い
曲、というか「歌」になっていた。

今日の口調がいつもと違うのは、
チープなSF映画を観たせいである。

厄介な脳ミソだな。
すぐに影響される。

自分の楽器

明日は、以前からお付き合いのあるオーディオメーカー
『ゼンハイザージャパン』にお邪魔してくる。
私は、以前からこのメーカーのマイクにお世話になっているので、
時々お邪魔しているのだが、明日は私用ではなく、何故か
我が学園の「日本少年」の3人を連れていくのである。

もちろん、放課後に。

先日、今後の活動に関するミーティングを開いているところに
出くわした時に、マイクの相談を受けたのだ。
彼らはパフォーマンスの要素も大きなアーティストなので、
どうしてもマイクケーブルが邪魔になってしまう。

ヘッドセットワイヤレスも時々使ってきたらしいのだが、
どうも「歌い手」としては、もの足りないらしい。
まあ、その辺のところは、私にも理解出来る。

そこで、手持ちのワイヤレスをメンバー全員で持ちたい!という
ことになったらしい。

「理事長先生、マイクのことで聞きたいのですが、、、」と
切り出したのは、やはり櫻明寺で、それから矢城と乾が矢継ぎ早に
質問をくり出してきた。

私の答えは簡単である。
一度に持ってみて、「なんか手に馴染むなあ」などという感覚が
あれば信じて良いのでは?などと簡単に思っている。

なにはともあれ、自分の楽器を持つということは、どのパートでも
同じであるし、ヴォーカリストの楽器は、自分の身体とマイクだからね、
道具にこだわるのもアリなことだと思います。
さあ、連中は明日、どんな顔をするのか、今から楽しみです。

出口とは?

懐かしい声に呼び止められて、振り向けば、昨年の卒業生の
顔があった。
うん、なかなか良い感じのオーラが出てる。
良い意味で世間擦れしていない感じ。

ちょっとした立ち話の話題は、これからどうしたら?
という、立ち話では済まなそうな話題であった。

曲も作れているし、ストリートライヴも始めて、
そのせいか、声量もグッとアップしたらしい。
それだけ聞けば、順調そうに思えるが、問題はそう簡単ではない。

お客さんが増えない。
要は、ファンを獲得出来ないことに焦りを感じているのだ。

キツいようだが、頑張っているプロセスと、頑張ったことの結果の
違いを簡単に説いてあげた。
頭では理解してくれたようだが、それがすぐに良い結果へと
導いてくれるかは別問題である。

今度、もう少しゆっくりと話す時間を設けることで、今日のところは
お互い話をまとめた。

音楽をやっていると、なんとなく道に迷っているような気になる。
それは、出口が見えないから。
歩いている。確実に歩いている。
でも、それが出口に向かっていると、誰も言ってはくれないのだ。

私も、彼女にそうは言ってあげられない。
だからこそ、少なくともチャンスだけは用意しておいてあげたいと思う。

結果を受け入れる勇気のある人だけにね。

愛情とおせっかい

最近の悩みだ。
どうなんだろう?
所詮、人間は一人だ、という考え方と
人間は一人では生きては行けない、という考え方。
どちらも真実なのではないか?

生徒の未来に対し、私はどれだけ触れるのか?

私は、敗者の立場から意見を言うことが多い。
なぜなら、私は音楽業界においては、成功者ではないからだ。
だからこそ、同じ過ちを繰り返さないための知恵を
与えられると自負している。
が、それを言葉で認識させるのは、単純にはいかないものなのだと
いうことを、わかってはいるが、直面すると、正直辛い。

生きることに対するリアリティを、20歳前後の世代に理解しろと
言っても、それは無理な話だし、私だって、さっぱりわかっていなかった。

でも、私には、そういう助言をしてくれる人がいなかったので、
サンプルとしては、不確定な素材である。

感性は、一夜にして育つはずもない。
今、何を感じるか?何を観て、何を聴いて、どう心が動いたか?
動かなかったか?
そんなことの繰り返しが、本当は、一番近い成功への道なんだと、
私は思うのだが。

アルバイトで、胸を張らないでくれないか?
仕事だから、と強く言わないでくれないか?
音楽を愛してると言わないでくれないか?

卒業生の君へ
それでも、心配しながら、応援したいと思うのが、
音楽を媒介に関わった人の心であるということを
いつか、理解して欲しい。
身体だけは大事にしなさい。

PV、PV??????

PVとは?
まあ、プロモーションビデオなわけで、特に私とは
今さら無縁のものだと認識していたわけで、、、、。
な、わけであるが、我が学園の放送部が、完全なる悪ノリで
制作したらしい。
いや、したのだ、確実に。
放送部の顧問の先生と飲みに行った時に、ちょっと酔っていたことも
あり、手持ちのハンディカメラで、「いかにオトナっぽくグラスと接するか?」
などという、よくわからんテーマで映像の撮り合いをしたことがあった。

まあ、悪気はなかったのだろうが、こんな形で使われるとは、、、。

でもね、照れくさいけど、映像って、やっぱり面白い。
先日、とある食事の席でも、「自由に使えるお金があったら、何を
したいですか?」というテーマで話していたんだけど、
そこはクリエイターが揃っていたせいか、「映画を創りたい」
という人が半数以上だった。

私もかねてから映画化してみたい漫画があって、
その漫画を繰り返し繰り返し読んできたし、今も時々、
それも一気に読んでしまうことがある。
「サンクチュアリ」という、原作:史村翔 作画:池上遼一の手による
漫画で、二人の主人公が、ヤクザの総長と、政治家に分かれて物語が
展開するものだ。
もう15年くらい前の作品ではあるが、当時、主人公の二人を
俳優の加藤雅也、豊川悦司に、ヒロインに鈴木京香に、などと、勝手に
キャスティングをしていたものだ。

その後、この作品は映像化され、私も見てみたが、正直なところ、
私のキャスティングには及ばない、などと、素人の遠吠えをあげて
いたのである。

さて、PVだが、とりあえずは観てみて欲しい。
恥ずかしい気持ちもあるが、私も元は普通にその世界に
いた人間として、作品は観られてこそ価値が生まれる、ということを
信じてやまない人間の一人である。

YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=HdVboQ4vv-4

ワッチミーTV
http://www.watchme.tv/v/?mid=628be1a181fedaba8bfdd109a60e2a61

風に歌えば/立花泰牙@私立大和音楽高等学校
・iTunes:http://itunes.apple.com/jp/artist/id392570551
・mora:http://mora.jp/package/80328194/R0007672/
・OnGen:http://www.ongen.net/search_detail_track/track_id/tr0001560238/
・ListenJapan:http://listen.jp/store/album_lj007672.htm
・MUMIX:http://bit.ly/9jn9xO

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