「日々、精進。」 -29ページ目
<< 前のページへ最新 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29

ものを書く

仕事柄、文章を書くことがやたらと多い。

実に厄介なわけだが、まあ、正直言えば嫌いではない。

さすがに直筆で書くことは少なく、PCで書くことがほとんどだが、
英単語の意味などを調べる時にはいまだに辞書を使うことが多い。
はっきり言えば、どうもネットの翻訳機能をいまひとつ信じられないのだ。
フレーズなどで翻訳させると、おおよそ日本語では意味の通らない文章に訳してくれる。

英語に関しては、もう高校生の頃から使っている旺文社の『COMPREHENSIVE』という英和辞典。
当然、この辞書で調べた最初の英単語は「comprehensive=包括的な」であった。
辞書の名前からしてわからなかった、、、。

ものを書くということは意味深い。
相手がこちらの思ったままに理解してくれれば良いが、そこにズレが生じると非常に厄介だ。

傷つけたくなくても傷つけてしまったり。

メールも時には怖いツールになる。

でも、やはり人には言葉で伝えたいものである。
言葉は人間が持ち得た最高のコミュニケーションの道具の一つであり、なにより便利だ。

使い方を間違えずに、これからも付き合っていきたいものである。

世間の例に漏れず、私も「読めるけど書けない」ことが多くなってきた。

反省と努力が必要だな。


「日々、精進。」-辞書

プリプロダクション

今日は我が校の『日本少年』のプリプロダクション、まあ、簡単にいえば本番レコーディングの前段階の
作業に立ち会っている。

こいつが厄介だ。

なぜなら、私が思った通りになど歌ってくれるわけではないし、正直イライラさせられることも多い。
彼らはデビューして間もないこともあり、まだまだ発展途上にあるからたくさんの壁にぶち当たる。

思えば私もそうだった。メロディーを何度も確認して、「大丈夫!」と思ってレコーディングブースに
入ると、全然違う音を歌ってしまったりして、何度も煮詰まっての繰り返しだった。

私が代わりに歌うことは出来ない。
その壁を代わりに乗り越えても意味がない。
すべてお前たちの力で乗り越えて行け。

気がつけばコーヒーを飲み過ぎたようだ。
まだまだ甘いな、私も。「日々、精進。」-レコーディング

友と呼べるヤツ

長年、私の創った『音』を再生し続けてくれたスピーカーがいよいよ眠りにつく時を迎えようとしている。
中のコーンが破れ、ノイズが出るようになってしまった。

<モノにも魂は宿るのではないか?>と考えたことはありませんか?
当たり前のように『音』を出してきたコイツとの付き合いは今年で26年にもなる。
モノとしての寿命としては、かなり長く、買い物としては「当たり」だったと言えるだろう。
しかし、コイツともお別れをしなくてはいけないようだ。
なぜなら、私は毎日『音』をきちんとした形で聴かねばならないからだ。
さよならの時は来るものなんだな。

今までありがとう、友よ。
静かな眠りを。「日々、精進。」-友

ここから始めよう。

学校の方針として決めたことだから仕方がないな。
まずは理事長自らが手本を示すことが大切だ。
ブログと言っても、私が書けること、いや、書きたいことは
やはり音楽についてであり、そこで日々思うことだろう。

そこで、私の決意と生徒への想いを込めて、ブログのタイトルを
『日々、精進。』とした。

願わくば、このブログを生徒たちがひっそりと読んで、成長の糧として欲しいものだ。

また厄介なことが増えたな。しかし、私の本音を知ることにも意味くらいあるだろう。

さあ、風呂に入って、あがったらストレッチだ。伸ばす時は息を吐くんだ。

<< 前のページへ最新 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29