10月6日

 

 

日曜日

 

 

今日のデイゲームで行われた

 

中日-DeNA戦で、

 

今季のペナントレースがすべて終わり、

 

タイトルを獲得した選手が決まった。

 

 

タイガースのタイトル獲得は2人。

 

打撃部門が近本くんの盗塁王。

 

投手部門が最優秀救援投手の桐敷くん。

 

 

中日戦が始まって、

 

ベンチ入りメンバーを見ると、

 

松山選手がいなかった。

 

この時点で、最優秀救援投手は

 

松山選手と桐敷くんの

 

2人同時受賞が確定した。

 

粋なことをするね、立浪さんは。

 

 

試合が終了して、今日の試合で

 

盗塁を記録することができなかった

 

梶原選手が16盗塁で終了し、

 

19盗塁の近本くんのタイトル獲得が決まった。

 

近本くんの盗塁王については、

 

盗塁数が少ないことが否定的に報じられたけど、

 

それでも、

 

グリーンライトで走ることのできた球団からも、

 

19を上回って盗塁できた者が

 

実際、他にいなかったのだから、

 

胸を張って受賞しても良いと私は思う。

 

 

入団から6年連続でタイトルを獲得した選手は

 

タイガースでは近本くんが初めてで、

 

また一つタイガースの記録を塗り替えた。

 

 

まずは、

 

タイトル獲得決定の2選手に

 

おめでとうございます、

 

と言いたい。

 

 

さて、

 

 

シーズンが終わっていないのに、

 

監督の去就の記事が出て、

 

ちょっと憤ったのは、

 

ほんの数日前だけど、

 

岡田監督が正式に選手達に退任することを

 

話した、とニュースになっていた。

 

 

この退任報道が、CSに影響があるか、

 

と問われたら、

 

私は、そりゃ、あるだろう、と思う。

 

それが、良い影響か悪い影響かは

 

現時点では判断できないけどね。

 

 

次期監督の名は、

 

発表はまだだけど、

 

公開されたも同然の状態。

 

 

CS前でも、選手達が、

 

来季のことが気にならないわけがない。

 

「CSに集中」とは言いつつ、

 

心のどこかで、「CSがアピールできる機会だ」

 

と思ってしまう選手もいるはず。

 

それが、影響して、

 

普段と違うプレーになってしまう可能性が

 

あるんじゃないか、と私は危惧する。

 

結果的に、それが、

 

吉と出るか凶と出るかは、

 

誰にもわからないけど、

 

岡田監督がやりたい野球をやれなくなる

 

可能性は0じゃない。

 

 

なんで、CS終了まで、

 

そっとしておいてくれなかったのか、

 

得意げにスクープしたスポーツ報知に対し

 

本当に腹立たしく思う。

 

 

話題は変わるけど、

 

昨日の投稿で、

 

石破総理のことを書いた。

 

裏金議員も原則公認、比例復活も認める、

 

と報じられていたので、

 

ちょっと憤っていたんだけど、

 

自民党で「選挙で非公認」という処分以上の

 

処分をうけた議員は公認しない、

 

政倫審で説明責任を果たしていない議員も

 

非公認、そして、比例復活も認めない、

 

と発表したらしい。

 

 

有働さんの番組を見ていたら、

 

「原則公認という報道は、石破さんは一言も言っていなかった、あくまでも周辺の漏らした情報で・・・もしかしたら、観測気球を飛ばして世論の反応を見たのではないか。世論の反発を党内に見せて、非公認は仕方がないでしょ、と党内を納得させる作戦だったのかも。」

 

と言っていた。

 

 

もし、それが本当なら、

 

なんとセコい手を使うのか、

 

と呆れてしまう。

 

 

石破支持を表明した一般人の中には

 

彼が総裁選前に言ったことや、

 

普段からマスコミ等に幾度となく発信してきた持論を聞いて、

 

「この人は原理原則を貫く人だ」

 

と思って、支持した人が

 

多数いるのではのではないだろうか。

 

 

でも、いざ、トップに立ったら、

 

言ってきたことの多くは封印され、

 

声高らかに叫ばれることはなかった。

 

 

持論を叫ぶ前に選挙だ。

 

 

 

もし、この逆転「非公認」劇で、

 

世論を味方につけて

 

選挙に勝とうとしているなら、

 

私たち、また、

 

この劇場型政治の中で

 

雰囲気に飲まれて、

 

大切な判断を見誤ってしまうかもしれない。

 

 

この選挙の大切な判断材料は、

 

裏金議員の公認・非公認の問題じゃない。

 

この選挙が、

 

何の具体的な政策提示もないまま行われる

 

白紙委任状を求めた選挙になっている

 

ということだ。

 

 

抽象的な所信表明演説をし、

 

実現可能な具体策を

 

1つも示されていないのに、

 

選挙でこの内閣を信任しろ

 

と突きつけられている、

 

 

そういう選挙なんだということは

 

忘れてはいけない。

 

 

それは、政治をする上で正しい姿勢だろうか。

 

 

もし、今回のことが、

 

有働さんの番組の言う通り、

 

観測気球を飛ばして反発を煽ったのだ

 

としたら、これは、

 

 

党内の反発を抑えるためには

 

世論の支持が必要なんです、

 

という、20年前の小泉劇場に、

 

どこか似ている。

 

でも、あの時には、

 

明確な争点があった。

 

「民ができることは民に任せる。郵政は民営化する」

 

という具体的な争点が。

 

でも、今回の争点は何か、

 

 

政策論争は何もしないままの解散。

 

 

そこにあるのは劇場だけ。

 

 

裏金の問題は、金額の大小ではない。

 

 

 

政治資金は非課税になっているため、

 

脱税等の罪に問われることはないけど、

 

裏金作りは一般企業がやったら

 

重大な犯罪だ。

 

そういう意識が欠けている人達に、

 

国の予算を決める仕事を任せていいのか、

 

それが問われている問題なんだと思う。

 

 

 

 

裏金を作ること自体が問題なのに、

 

自民党では金額の大きさで処分を決めて、

 

うやむやに終わらせた。

 

発覚した金額の大きくなかった議員は

 

処分すら受けていない。

 

 

処分を受けなかった人達は、

 

普通に公認を受けられる。

 

 

まだ、何も解決していないけど、

 

選挙が終われば解決したことになってしまう。

 

 

非公認の議員が当選したら、

 

みそぎは済んだと、選挙後に

 

「追加公認」されるかもしれない。

 

 

選挙でリセット。

 

 

何だか、やってることが陣取りゲームっぽい。