8/14 東京ドーム

 

巨人 対 阪神 第21回戦

 

 

今日が今季の東京ドーム最終戦。

 

 

今季は、すでに東京ドームでの負け越しは

 

決まっている。

 

 

昨日の試合だけど、

 

どうして、満塁の場面で高梨選手を代えなかったのか、

 

超疑問に思ったけど、

 

「代えてくれるんじゃないかと思っているようだったので、ケツを拭かせました。」

 

だと。

 

確かにそんな感じではあった。

 

 

だから、

 

その気持ちはわからなくはない。

 

でも、結果的にソレが

 

タイガースを利したのだから、

 

その監督の判断は、

 

タイガース的にはありがたかった。

 

 

さて、今日の試合。

 

まず、相手先発から。

 

中5日の戸郷選手。

 

 

わざわざ、タイガース戦にぶつけてきた。

 

タイガースは及川くん。

 

受けるキャッチャーは梅野くん。

 

もしかしたら、長坂くんがスタメンマスクかも、

 

と思ったけど、そうではなかった。

 

スタメンは4番に佐藤くんが戻ってきた。

 

6番が前川くん。

 

 

試合開始前、

 

この試合のキーマンは、

 

やっぱり、近本くんかな、と言う気がしたね。

 

 

昨日の試合で、解説の福留さんが

 

「インコースの球を見せることがないので、

 

外ばかりだと厳しいことになる。」

 

と言ったことがキッカケで、

 

 

X(旧Twitter)では、アンチ梅野勢が

 

福留さんの言葉を錦の御旗にして、

 

さんざん梅野くんのリードをこき下ろしていた。

 

でも、昨日の才木くんは

 

制球力もイマイチで、

 

ストレートもフォークも甘いコースに来る

 

ことが多かった。

 

 

この球場でインコースを攻め、

 

万一甘く入ったら

 

ホームランにされる可能性が高い。

 

梅野くんに聞かねば、

 

本当のところはわからないけど、

 

たぶん、

 

インコースの球がなかったのは、

 

そういうことだったんだろうと思う。

 

 

タイガースOBの解説時の言葉が、

 

選手の誰かを責めるソースとして使われる

 

なんて悲しいことだと思う。

 

これを阪神ファンが平然とやっているのだと思うと、

 

心が痛いよ。

 

 

1回表。

 

近本くんがヒットを打ったけど、

 

後続続かず無得点。

 

 

その後、両チームとも0行進を続けたけど、

 

 

4回表。

 

 

森下くんがヒットを打ち、

 

佐藤くんが併殺打で2アウトになり

 

大山くんが三振して、

 

イヤな雰囲気が漂う中。

 

 

4回裏。

 

 

2アウトから四球を出して、

 

次打者のモンテスに2塁打を打たれ、

 

もう一つ四球を出して満塁。

 

 

そして、ルーキーの浅野に

 

ホームランを打たれた。

 

梅野くんはインコースにミットを構えたけど、

 

スライダーが曲がりきらずに真ん中に入った。

 

解説の赤星さんも、

 

「インコースを攻めないと」

 

としきりに言うんだけど、

 

梅野くんは、

 

インコースの球が甘く入って、

 

結果ホームランを打たれる、

 

というシチュエーションが

 

怖かったのだと思う。

 

 

甲子園なら入っていなかったかもしれないけど、

 

ここは東京ドームだ。

 

そういう可能性は充分あった。

 

今日の解説が聞こえたわけではないだろうけど、

 

昨日の中継の録画は見たのかもしれない。

 

解説者は、キャッチャーのリードについて

 

不用意な批判をしすぎだと思う。

 

 

及川くんは前回も2アウトから四球を出して

 

そこから崩れて負け投手になった。

 

そこが課題なのは明白だ。

 

 

コースを狙いすぎて

 

微妙にはずれて四球を出す。

 

困ったら真ん中に投げる意識がほしい。

 

ホームランを打たれても、

 

ソロなら1点しか入らない。

 

 

でも、その1点を取られたらいけない、

 

という意識が強すぎて、

 

結果、四球になり傷口が広がってしまう。

 

 

先制点をとれないが故の

 

バッテリーの意識がそうさせてしまう。

 

 

5回表。

 

簡単に三者凡退で終わり。

 

5回裏。

 

バッテリーごと代わった。

 

 

キャッチャーは長坂くん。

 

ピッチャーは富田くん。

 

 

三者凡退に終わった。

 

 

6回裏。

 

 

1アウトから四球を出してしまう。

 

2アウト目をとって、

 

門脇が2塁打。

 

やっぱり四球はダメだな、

 

という感じ。

 

でも、さっきホームランを打った浅野を

 

打ち取って、事無きを得た。

 

 

この雰囲気を変える為には、

 

やっぱりホームランがいると思う。

 

 

7回表。

 

 

1アウトから

 

 

佐藤くんがヒット。

 

でも、大山くんが併殺打。

 

 

何だか、4回表のデジャブを見るようだった。

 

 

相手の術中に填まって

 

流れを手放す感じ。

 

 

バッテリーの問題だけじゃない。

 

攻撃面のマズさがバッテリーの意識に

 

大きく影響する。

 

 

7回裏。

 

 

ピッチャーは伊藤くん。

 

きっちり三者凡退で抑えた。

 

 

今季不調の伊藤くんについては、

 

赤星さんが

 

「蓄積疲労があるのだろうと思う。」

 

と言っていた。

 

 

それは、あるだろうな、と思う。

 

 

岡田監督は、

 

キャンプではブルペンで

 

どれくらい投げ込んだかを重視するけど、

 

毎期毎期先発ローテを守っている選手は、

 

オフ期間からしっかり肩を休ませなければ、

 

故障する可能性が高くなる。

 

 

そういうことをしっかりアドバイスするのが

 

投手コーチの役目だと思う。

 

 

思えば、青柳くんも、

 

4年連続規定投球回を達成して

 

昨年、オリンピックがあり、

 

途中交代メンバーに入っていると

 

言われたので、その準備で

 

オフに肩を休めることができないまま、

 

キャンプインした。

 

そして、キャンプで1000球を投げ込み、

 

不調に陥ったと思う。

 

 

西くんも、昨年キャンプは

 

ブルペンに入るのが早かった。

 

 

今季は、前半は2軍キャンプでの、

 

ゆっくり調整だったので、

 

きちんと自分流の調整が出来たのだと思う。

 

 

8回表。

 

 

2アウトから

 

代打攻勢で内野安打が2つ。

 

2アウト1塁2塁で

 

次打者は近本くん。

 

その近本くんがセカンドゴロに倒れて

 

結局、無得点。

 

 

8回裏。

 

 

またもやバッテリーが代わる。

 

キャッチャーは栄枝くん。

 

ピッチャーは岡留くん。

 

 

2アウトからヒットを打たれ、

 

モンテスがフェン直の2塁打。

 

1塁走者の大城がホームに突っ込み、

 

ホームでアウト。

 

内野カットの木浪くんが

 

ホームに正確な送球。

 

あのタイミング、コースでなければ、

 

アウトにはできなかった。

 

 

9回表。

 

 

中野くんがヒット!

 

ようやく出たか。。。という感じ。

 

森下くんがライトフライ。

 

初球打ち。

 

佐藤くんがセンターフライ。

 

大山くんがセカンドゴロ。

 

 

両チームとも7安打ずつだけど、

 

タイガースは四球が絡んでホームランを打たれて4失点。

 

一方、ジャイアンツはヒットの後の併殺打で

 

タイガースの攻撃の芽を摘んだ。

 

ジャイアンツとタイガースの差は

 

四球の数と併殺打の数くらい。

 

ジャイアンツには併殺打がなく、

 

貰った四球が3つ。

 

タイガースは四球がなくて併殺打が2つ。

 

だから、攻撃が淡泊になってしまった。

 

 

これで、3カード連続の負け越し。

 

 

この9連戦、他の球団より

 

移動の日程が厳しかったとは言え、

 

3勝6敗という状態で、

 

優勝争いは、ちょっとしんどくなってきた。

 

 

まぁ、3カードとも、サンタテは阻止したので

 

そこは良しとしないといけない感じだけどね。

 

 

でね、岡田監督はご立腹で、

 

会見もしないで帰ったらしいけど・・・

 

 

東京ドームの最終戦に選手の挨拶もなく。

 

これには、ファンが残念がっていた。

 

昨年は、ドーム最終戦には負けたけど、

 

きっちり挨拶には出てきていたのに。

 

今日は、忘れた?

 

いや、普段から負けた試合に

 

頭は下げないと言っていたから、

 

それを継続した形なの?

 

あるいは、腹が立って、挨拶したくなかった?

 

 

いずれにせよ、ドームでの最終戦なのに

 

挨拶なしはマズかったわ。