6/29 神宮球場

 

ヤクルト 対 阪神 第10回戦

 

 

今日の試合。

 

 

スタメンに、

 

近本くんの名前がなかった。

 

 

何だか、残念で。。。

 

 

勝って欲しいという思いは、

 

もちろんあるけれど、

 

応援している選手の姿を見たいとも思う。

 

 

私は、彼が活躍する姿が見たい。

 

入団1年目から、応援している選手だから。

 

ハズレハズレ1位で、

 

皆からドラ1でなくても獲れた選手

 

と揶揄されながらも、

 

数々の記録を塗り直して

 

年々進化する姿を見ていると、

 

人として、勇気が貰えるんだよね。

 

 

弛まぬ努力を続ければ、

 

人間は、成長できるんだなと思える。

 

 

スポーツをしていた頃、

 

下手クソな私を導いてくれた先輩は、

 

「練習を継続できる強い体を作ることが大事」

 

と教えてくれた。

 

 

どんなに、

 

身体的能力が長けていても、

 

繰り返し練習が継続できなければ、

 

自分のものにはならない。

 

 

「努力は才能に勝る」

 

という人もいるけれど、

 

私は、

 

何かを「継続」できることも才能のうちだと思う。

 

 

何度も何度も繰り返し練習することで、

 

考える前に体が動くようになり、

 

それが「普通」になった時、

 

それを人は「身についた」と言う。

 

 

身につくまで頑張れるというのは、

 

1つの才能だと思う。

 

 

近本くんを見ていると、

 

それを実感する。

 

だから、結果が出ても出なくても、

 

私は、球場では彼を見たいと思う。

 

 

今日の先発は伊藤くん。

 

スタメンは木曜日の試合と同じで

 

バッテリーが代わっただけ。

 

相手先発は、久々の奥川。

 

 

そういえば、

 

ファームから野口くんが上がって来た。

 

調子がよくて上がってきたのなら、

 

まずは、スタメンで

 

使ってあげればいいのになぁ・・・

 

と思ってしまう。

 

 

 

 

 

 

試合に出ていないと、

 

投手の生きたボールを見る機会が減るので、

 

だんだんと打撃の調子は落ちていく。

 

 

豊田選手もスタメンで結果を出したけど、

 

何故かベンチスタートが続いている。

 

「これでスタメンを外したら、島田が怒るやろ」

 

と監督は言ったけど。

 

豊田くんや井上くんも、

 

結果を出してもスタメンを外された。

 

何なのだろうなぁ。

 

 

1回表。

 

簡単に三者凡退。

 

 

惜しいアタリも何もない。

 

 

1回裏。

 

 

丸山が四球。

 

 

球が全部高かった。

 

これは監督に怒られるだろうな。

 

 

宮本がヒット。

 

 

で、

 

 

ノーアウト1塁3塁。

 

 

いきなりピンチだ。

 

 

オスナがタイムリーツーベース。

 

 

あっという間に先制点を獲られてしまった。

 

 

ノーアウト2塁3塁。

 

 

解説者が「甘い球を捉えられている」と。

 

 

球速も出ていないし、

 

コースも甘い、そして何より、

 

球が全体的に高い。

 

 

この状態ではリードがかなり難しそうだ。

 

 

坂本くんの得意とするインコース攻めも、

 

コースが甘いとホームランにされる可能性が高くなる。

 

かといって、アウトコースばかりだと、

 

踏み込まれてヒットにされる。

 

 

 

 

 

村上がセカンドゴロで2失点目。

 

 

これで、ようやく1アウト。

 

 

1アウト3塁。

 

 

内野は前進守備。

 

 

サンタナがライトフライで3失点目。

 

長岡がアウトになってチェンジ。

 

 

初回に3失点は、

 

今の点がとれないタイガースにとっては、

 

かなり痛い。

 

 

木曜日の試合も6回までは打線が沈黙。

 

決して打撃が好調だったわけじゃない。

 

 

2回表。

 

 

大山くんが四球。

 

前川くんがファーストゴロ。

 

佐藤くんが四球。

 

坂本くんがセンターフライ。

 

小幡くんがライトフライ。

 

 

相手がストライクが入らない中、

 

殆どの打者がボール先行で、

 

フルカウントになったんだけど、

 

結局、ノーヒットで点は入らず。

 

 

私が、思ったのは、

 

坂本くんの打席。

 

 

3ボール1ストライク。

 

 

もう、四球は出せないから、

 

次の球は甘いストライクゾーンに来るに違いない。

 

その甘いストライクを、

 

坂本くんは見逃した。

 

 

たぶん、ベンチから

 

「1球待て」のサインが出ていたのだろう。

 

でもなぁ・・・

 

あの高めのストレートは、

 

コースもかなり甘かったから、

 

打てば、きっとヒットになっただろうと思う。

 

 

サインで、その1球を見逃したのなら、

 

結果として、

 

その「1球待て」

 

相手を利してしまうことになった。

 

 

ベンチでどういう考えで、

 

いかなるサインが出てるのかは、

 

私にはわからないけど、

 

まずは、四球狙いじゃなくて、

 

ヒットを打ちに行く姿勢が

 

大事なんじゃないのかな。

 

 

奥川選手は、

 

初回こそ簡単に抑えたけれど、

 

2回以降は、

 

コントロールに苦しんでいたし、

 

何か投げづらそうだった。

 

今日は全然良い状態じゃないみたいだ。

 

 

3回表。

 

1アウトから、

 

島田くんがヒット。

 

 

暴投があって

 

 

1アウト2塁。

 

 

中野くんがセンターフライ。

 

 

森下くんが三振。

 

 

毎回、チャンスがあって、

 

タイガースが攻めているように見えるけど、

 

実は、相手の四球やミスがあって、

 

そういう場面が作られているだけ。

 

 

こうやって無失点で抑えていくうち、

 

本来の調子を取り戻していきそうな雰囲気だ。

 

 

そして、3回裏。

 

 

1アウトから死球。

 

オスナがセカンドゴロの併殺打コースだったんだけど。

 

 

これをショートの小幡くんのエラーで

 

1アウト1塁2塁。

 

村上にヒットを打たれて満塁。

 

サンタナと長岡にタイムリーを打たれて、

 

2失点した。

 

 

今日は、もうこれで勝負あっただと思った。

 

 

伊藤くんはここで交代。

 

また、ファームかなぁ・・・。

 

 

味方のミスがあったとは言え、

 

四死球がキッカケで失点するのは

 

内容が悪い。

 

 

残念な内容だった。

 

相手のミスでチャンスをもらっても、

 

得点出来ないタイガース。

 

逆に自軍のミスで失点を重ねてしまう。

 

 

タイガースは4回が終わって

 

まだ、島田くんの1安打のみ。

 

 

何だかなあ・・・

 

 

5回表。

 

2アウトから、

 

四死球2つで、

 

2アウト1塁2塁。

 

中野くんがタイムリーで1点返すも、

 

森下くんがセカンドゴロで1点のみ。

 

 

まぁ、こんなに調子が悪そうな奥川に、

 

2安打じゃ勝てない。

 

 

正直、見ていて思うのは、

 

コントロールに苦しんでいるから、

 

四死球狙いなのか、

 

タイガースの選手は、

 

積極的に打ちにいっていない。

 

3ボールになると、

 

甘く入った次のストライクを

 

簡単に見逃してしまう。

 

「1球待て」なのだろう。

 

サインか本人の判断かはわからないけど。

 

 

今日の朝の番組で言っていたんだけど、

 

「昨年のタイガースは打ちにいく中でボール球を見極め、結果として四球を選んでいたけど、

今年は、四球をとろうとして、長くボールを見過ぎてタイミングが合わない選手が多いようだ。」

 

と。

 

 

確かに、初球の甘いストライクを

 

簡単に見送る選手が多い。

 

狙い球じゃなくて見送っているというより、

 

まずは、球を見てから・・・

 

という感じ。

 

 

一昨年まで、

 

近本くんが、よく言っていたのは、

 

「初球が一番甘い球が来る確率が高い。」

 

と。

 

だから、初球打ちが多かった。

 

中野くんも同じタイプで、

 

初球を打ちに行くことが多かった。

 

それが変わったのは、昨年だ。

 

 

選手達は、四死球をとれば、

 

打線が繋がることを学んだ。

 

それで、昨年の「優勝」という成功体験もある。

 

その戦い方から、

 

なかなか抜け出せないのは、

 

ある意味、仕方がない。

 

 

「積極的に打ちに行け」

 

と言われても、

 

初球を打って、

 

1球でアウトになって良いものか・・・

 

という抵抗感は強い。

 

 

近本くんも、

 

打順が1番なら、

 

どんな形でも出塁することを考える。

 

ヒットが出ている時は、

 

心に余裕があって、

 

自由に打って良い雰囲気なら、

 

セイフティバントの内野安打を狙うこともあった。

 

 

でも、昨年から、

 

セイフティバントをする姿を

 

ついぞ、見かけない。

 

 

矢野監督の時、

 

「綺麗なヒットに拘ることはない。」

 

と言われたことがあったらしい。

 

ポテンヒットでも、

 

打ち損じの詰まったヒットでも

 

ヒットはヒットだ。

 

そこに打球が飛ぶというのは、

 

やっぱり、しっかり振り切った結果

 

そうなるわけだから。

 

ヒットに良いヒットも悪いヒットもない。

 

ただ、打っていくだけ。

 

 

良いバッティングをしていても、

 

野手の正面に飛んでヒットにならないと、

 

だんだんとバッティングの状態は下降する。

 

結果的に、

 

○○打席ノーヒット、

 

という状態が続いて、

 

本人に焦りも出てくるからだ。

 

 

 

スタメンをはずれる前の試合前、

 

「調子が良いとか悪いとかではなく、ただ、ヒットを打ってそれを積み重ねていくだけです。」

 

と言っていた。

 

そうして、初球から積極的に振っていった。

 

 

初心に戻ったというところだろうか。

 

でも、結果は残せず。

 

そうして、「状態が悪い」と、

 

スタメンをはずされた。

 

 

調整するのには、時間がかかる。

 

心持ち1つで結果が変わるなら、

 

ここまで悪くはなっていない。

 

ただ、

 

しっかり自分のスタイルを持った選手だから、

 

戻るべき形はわかっているはずだ。

 

 

いつまで、スタメンを外されるのかな。

 

 

島田くんは今日も2安打1四球。

 

 

チャンスで打席が回って来た場面がないので、

 

完全に

 

近本くんの代わりを果たしているとは

 

言いがたいけど、

 

まぁ、1番としての役割は果たしている。

 

 

でも、私は、

 

島田くんには悪いけど、

 

近本くんが見たい。

 

明日、スタメンに復帰しないかな。

 

というか、ベンチで温めるのなら、

 

登録を一旦抹消して、

 

ファームでバッティングをさせた方が

 

良いのではないかと思う。

 

 

ベンチにいても、調子なんて上がってこない。

 

もし、ファームで試合に出ると言うのなら、

 

鳴尾浜に見に行こうかな。

 

 

で、今日の試合だけど、

 

 

序盤に大量失点したせいで、

 

大味な試合になって

 

ホームランを打たれたりもあって、

 

5点差で終盤に入り、


タイガースはヒットが続かず、

 

 

得点は出来ず。

 

 

点が入って球場が、

 

ワーっと湧くシーンはなかった。

 

 

今日は、試合後、

 

誰を責めるんだろうな、

 

岡田監督は。

 

 

バッテリーかな。

 

エラーをした小幡くんより、

 

四死球を出した伊藤くんと

 

そのリードをした坂本くんに苦言を呈しそうだ。

 

 

イヤだなぁ・・・

 

 

試合には負ける。

 

近本くんのプレーは見られなかった。

 

再び監督のボヤキを聞かされる。

 

 

気が滅入るよ、ほんと。

 

 

ただ、こういう試合展開で、

 

途中出場となった野口くんは3打席立って

 

ノーヒットではあったけど、

 

内容的には悪くなかった。

 

 

その積極的なバッティング姿勢は

 

良かったと思うよ。

 

打球もしっかり捉えたアタリがあったしね。