6/18 甲子園球場

 

阪神 対 日ハム 第3回戦

 

 

昨日は現地参戦。

 

 

3塁側アルプス席で見た。

 

 

朝、大雨が降っていたので、

 

帽子を被らず、仕事に行った。

 

傘と長靴は事務所のロッカーに置いて、

 

17時に仕事を終えて、

 

甲子園球場に向かった。

 

 

ギリギリに到着し、席につくと、

 

西日がきつくて、逆光で、

 

帽子がないと

 

内野がよく見えない状態だった。

 

 

ようやく日が沈み、落ち着いて見られる状態になったけど・・・

 

 

何だか、歯がゆい試合だった。

 

 

ルーキーコンビのバッテリー相手に、

 

またまた、ヒットが出ない。

 

 

初ヒットは渡辺くん。

 

 

ホッとした。

 

でも、なかなか、攻めあぐねて

 

 

無得点。

 

 

先発の村上くんは、

 

ヒットを打たれながらも、

 

後続を断って点をやらなかった。

 

 

良いピッチングだったと思う。

 

 

5回を無失点で抑えて、球数は少し多めで

 

80球を超えていた。

 

 

5回裏。

 

 

四球と暴投とヒットで

 

ノーアウト1塁3塁。

 

 

「これ、何でもできるやん。」

 

と、私の周りの虎ファン達は大喜び。

 

 

監督の選択は、

 

セイフティスクイズ。

 

 

バッターが、バントの上手い梅野くんだったからだと思うけど。

 

 

でも、3塁ランナーの前川くんが、

 

ピッチャー前に転がったバントで

 

ホームに突っ込む。

 

 

アカン、アカン、何をやってる!

 

 

これ、周囲の声。

 

 

でも、小幡くんが四球で、

 

1アウト満塁。

 

 

次打者は村上くん。

 

 

私は、ここで、岡田監督なら、

 

「三振してこい。」

 

と言うんじゃないかと思ったけど・・・

 

その選択は代打起用。

 

 

代打は原口くん。

 

 

その原口くんが、

 

ライト側のやや深い所にいったファウルフライ。

 

やった!

 

 

と思ったのに、

 

3塁ランナーはタッチアップせず。

 

 

え?

 

 

なんでやのん!!

 

 

ため息が出た。

 

 

でも、

 

 

近本くんがタイムリーを打った!

 

 

やったぁ!!

 

 

3アルはお祭り騒ぎ!

 

 

センターに抜けるアタリだったし、

 

2アウト満塁だったから、

 

当然、2点入ると思ったら、

 

2塁ランナーは帰ってこなかった。

 

 

え~ぇ!!

 

 

なんでぇ~!!

 

 

で、中野くんがアウトになって、

 

結局1点しかとれなかった。

 

 

1点じゃアカンやん!

 

5回でピッチャー交代してるんやし。。。

 

 

とザワザワ。

 

 

で、最後は相手のエラーに助けられて、

 

サヨナラ勝ち。

 

 

微妙な勝ち方で、喜んでいいものやら・・・

 

 

いや、喜んで良い!

 

 

とにかく勝った!

 

 

反省点は多い試合だったけど、

 

 

交流戦を7勝11敗で終える事ができたのは、

 

大きな意味がある。

 

 

 

ヒーローインタビューは誰が・・・

 

 

と思ったら、

 

梅野くんだった。

 

あ、そうだ、1000試合出場達成なんだ。

 

 

それは、凄い。

 

 

何かと梅ちゃん叩きをする

 

阪神ファンもいるんだけど、

 

それだけ、試合に出ているということは、

 

それなりに評価される実力があるということ。

 

 

今季は、特に、リードも素晴らしい。

 

 

才木くんやビーズリーとの

 

信頼関係は、その成績に表れていると思う。

 

 

配球というより、

 

ピンチでも、落ちる球や曲がる球を

 

しっかり逸らさず捕球してくれるという

 

安心感があるのだと思う。

 

才木くんが、よく言う言葉。

 

「梅野さんが、ド~ンと投げてこい、と言う感じだったので、思い切って勝負にいけました。」

 

 

今季の梅ちゃんリードには、

 

逃げが見えない。

 

 

ピンチでは勝負だ!

 

 

と言う姿勢。

 

 

それは、

 

ピッチャーの投げるボールを

 

信頼していることであり、

 

そういう捕手の姿勢が

 

投手に、自分の投球に一定の自信を

 

与えている結果に繋がっているのかもしれない。

 

 

もちろん、失敗することはある。

 

 

捕手のリードは全能じゃないので。

 

でも、

 

逃げてるように感じるリードは、

 

相手打者につけいられる。

 

 

勝負をイヤがって、点を入れられるのと、

 

勝負に行って点を入れられるのとでは、

 

結果は同じでも、

 

選手達の心持ちは違って来る。

 

 

前者は大きく悔いが残る。

 

 

自信を持って投げた球が打たれたのなら、

 

それは、ハッキリ言って仕方がない。

 

打った方が上だった、と切り替えるしかない。

 

でも、勝負をイヤがって、

 

ボールが先行し、四球を出したり、

 

カウントを悪くしたあと、

 

ストライクを取りにいった甘い球を

 

狙い打ちされたら、

 

それは、絶対に後悔するだろう。

 

 

私は、キャッチャーの配球で、

 

勝負が決まるとは、あんまり思っていない。

 

調子の良いピッチャーが投げたら、

 

誰がキャッチャーを務めても、

 

ある程度、勝てるのだと思う。

 

でも、

 

そのピッチャーが自信をなくさず

 

投球することができる状態を

 

手助けするのが捕手の大きな仕事だと

 

思っている。

 

 

打たれたら、自分のせいだと

 

ピッチャーは自分を責める。

 

だから、ピンチになると、

 

なかなか、真っ向勝負にはいきづらい。

 

 

でも、そこを乗り越えさせるのは、

 

捕手の声かけかな。

 

 

以前、何かで読んだけど、

 

才木くんにピンチで駆け寄り、

 

「逃げるなよ」と言ったことがあるらしいから。

 

 

金曜日から、

 

セ・リーグの試合に戻る。

 

 

気持ちを切り替えて、

 

しっかり打線を立て直してほしいわね。