3月23日

 

土曜日

 

 

 

朝から雨が降っている。

 

昨日、リアルタイムで見られなかった

 

「熱血タイガース党」の最終回を

 

今朝、録画で見た。

 

ゲストは真弓明信さん。

 

 

今年のタイガースはどうですか?

 

というレギュラーメンバーの質問に、

 

「投手陣が心配ですね。」

 

と答えていた。

 

 

あぁ。。。やっぱり、そう感じるんだ・・・

 

 

と思った。

 

 

ここ最近の試合、

 

先発投手が普通に打たれて失点する。

 

これって、かなり心配。

 

 

そして、

 

今年のタイガースの良い所は?

 

という質問には、

 

白紙回答。

 

 

「1つもない。」

 

 

ん・・・・💦

 

 

去年が良すぎた。

 

今年の良い所を上げるためには、

 

去年より上積みされた何かがないとダメだ。

 

私の印象では、

 

去年が1なら、今年は、まだ0.7くらい。

 

下がってるやないかい!!

 

 

心配だ。

 

決して慢心があるわけではないと思う。

 

でも、

 

選手の意識が

 

どこか微妙に違うのかもしれない。

 

普通にやれば勝てる。

 

でも、もっと活躍したい。

 

「今年は首位打者を狙う。」

 

と中野くん。

 

「今年はホームランを20本打ちます。」

 

と森下くん。

 

 

ちょっと違和感があった。

 

 

首位打者は打率が3割以上ないとなれない。

 

でも、打率というのは、

 

打席がたくさん回ってくる打順では、

 

なかなか不利な条件がある。

 

 

以前、近本くんが、

 

「今年の目標は200本安打です。」

 

と言っていた。

 

打率でなく、安打数を目標にする、と。

 

理由は、

 

「打率を狙うと、5打席目、6打席目が回ってくるとイヤになるから。そこで凡退すると、打率は下がる。でも、安打数は打てば増えるだけ。減ることは決してないから。」

 

と言うことだった。

 

 

つまり、長いシーズン、

 

モチベーションを保つためには

 

目指すのは打率より安打数だ、

 

ということらしい。

 

 

首位打者は狙ってなるものではない。

 

 

結果的になれるものだ。

 

 

森下くんの20本塁打も、

 

ちょっと違和感があるのは、

 

そもそも、森下くんは

 

佐藤くんや大山くんのような

 

パワーヒッターではないと思う。

 

バットは振れているけれど、

 

ホームランバッターというより、

 

ヒット性のアタリが伸びてスタンドインする感じ。

 

 

そういう打者がホームランを狙うと、

 

バッティングでイヤな沼にはまってしまうかも。

 

 

森下くんに求められるバッティングは、

 

3番打者なら、出塁した1番、2番を

 

ホームに返すバッティング。

 

6番打者なら、

 

4番、5番打者の後にひかえ、

 

いやらしくヒットが打てる打者。

 

 

オープン戦で、こうも勝てないのは、

 

点をとるために、自分が何をすべきかを

 

ちょっと忘れがちになっている選手が

 

いるからかもしれない。

 

 

途中で監督が、

 

「ヒットを打つことがアピールじゃない。」

 

と言ったのは、そのせいかも。

 

 

そんなわけで、昨日の試合。

 

 

右足を負傷した森下くんと、

 

張りを訴えた大山くんはベンチ外。

 

チームとして、

 

ちょっと心配な状態ではあるけれど。

 

3番には小野寺くんが入り、

 

4番は佐藤くんが担った。

 

青柳くんの内容を語る前に、

 

オリックスの攻撃のそつなさを語りたい。

 

しっかり四球を選び、

 

最悪でも進塁打を打って、

 

ランナーを進め、ここぞでタイムリーを打つ。

 

昨年のタイガースを見るようだった。

 

 

一方、タイガースはどうか。

 

ランナーが出ても、

 

ヒットで進塁させようとして、

 

結果、フライアウトになって、

 

ランナーは進塁できず、点もとれない。

 

 

ランナー1塁より、

 

ランナー2塁、あるいは3塁の方が、

 

投手にかかるプレッシャーが違う。

 

2アウトならヒットが必要だけど、

 

ノーアウトや1アウトの場合は

 

ヒットでなくても点がとれる場面はある。

 

 

そこは、

 

監督やコーチが細かく教えるところではなく、

 

選手自身が感じ考え、実行するところだと思う。

 

 

昨年、糸原くんを代打に据えたのも、

 

そういうことの状況判断が

 

しっかりできる選手だと判断したからだろう。

 

 

昨年キャンプの最後、

 

糸原くんの処遇を記者達が心配して、

 

アレコレ言った時、

 

平田ヘッドが言った。

 

「いや、いや、本番を見ててくださいよ。実戦では彼の力が絶対に必要になりますから。」

 

と。

 

 

そもそも、事興しの糸原くんだった。

 

点をとるために内野ゴロが必要なら、

 

自分の打率が下がっても、

 

きっちりゴロを打つ。

 

2番を打っていた頃は、

 

近本くんが走るまで打つのを待つこともあった。

 

進塁打を打つ必要があるときには

 

進塁打を打ち、簡単に三振もしない。

 

 

一言で言えば、

 

自分の役割がわかっている選手。

 

 

で、昨日のオープン戦だけど、

 

結果から言うと、

 

タイガースは1点もとれずに負けた。

 

 

心配なのは青柳くん。

 

立ち上がり、コントロールが定まらず(?)

 

四球を連発して押し出しで点を失った。

 

いや、コントロールが悪いというよりは、

 

コースを狙い過ぎだったのかもしれない。

 

もっと、ストライクゾーンで

 

しっかり勝負してもよかったと思う。

 

 

途中で何か違和感があってベンチに下がり、

 

再登場した後は、

 

別人のような投球内容だったと思う。

 

力みが消えて、

 

しっかりゾーンで勝負した。

 

 

昨年も、コースを狙いすぎて

 

カウントが悪くなり、

 

自ら崩れる試合があったけど、

 

いつ頃だったか、

 

素晴らしい内容の試合を展開した後、

 

「今日は梅野さんから、しっかりゾーンで勝負していこうと言われて、そういう意識で臨みました。」

 

と言っていたことがあった。

 

 

ゾーンで勝負して打たれて負けるなら、

 

それなりに納得もいくけど、

 

四球絡みで不利な状況を自ら作って、

 

結果大きく失点して負けたら、

 

後悔が大きい。

 

それに、

 

そんなに簡単に打たれる投手じゃないよ、

 

アナタは。

 

という確信もあったのかもしれない。

 

 

2年連続タイトルを取ることができた選手だもの。

 

 

昨日のベンチに下がった理由は、

 

マメが出来たかららしい。

 

 

あぁ、だから力が抜けたのか・・・

 

と納得。

 

 

このオープン戦で

 

先発投手陣に四球が目立つのは、

 

何かイヤな感じだな、と思っている。

 

 

後ろ向きな事ばかり言っても仕方がないので、

 

昨日の試合の明るい材料は、

 

木浪くんと佐藤くんが3安打ずつ。

 

 

佐藤くんは、ホームランだけでなく、

 

コンパクトにヒットも打てる。

 

色々な姿を見せてくれて、

 

相手は、

 

「こうしたら佐藤は打ち取れる」

 

という、一時期

 

相手チームが持っていた打ち取り方が

 

だんだん通用しなくなりつつあると思う。

 

 

中野くんもヒットはなかったけど、

 

ボール球を追いかけることがなくなったし、

 

コンパクトに触れるようになってきたと思う。

 

 

今日から、

 

梅野くんが1軍に合流すると聞いたけど、

 

もしかして、今日は、

 

スタメンマスクを被るのかな?

 

誰が先発するのかはわからないけど、

 

ちょっと見てみたい。