CSR活動について
令和4年5月30日
大栄カントリー倶楽部
支配人 魚谷隆太
本年度より当倶楽部では、CSR活動を行っていくこととなりました。CSR活動とはCorporate Social Responsibilityの略で、日本語で言いますと企業の社会的責任という意味合いになります。企業の社会的責任と言いますと非常に広範囲のことを示すと思いますので当倶楽部では今、以下の3点に絞って活動を実施し始めています。
1. 環境問題への配慮
2. 地元への貢献
3. 従業員の働きやすさの追求
これらについて順にご説明いたします。
まず、環境問題への配慮ですが、社内でペーパーレス化を図っております。今までは会議の資料を参加者全員分コピーしていましたが、今は各自タブレットやPCを利用して資料を閲覧するように改めております。
また、プラスティックや紙のゴミ削減のため4月1日よりレジ袋、紙袋の有料化をさせていただいております。この点につきましてはご利用のお客様にはご迷惑をお掛けいたしておりますが、スーパーマーケットなどでも実施していますのでご理解をいただけていると考えております。
さらに、駐車場などを定期的に見回ってゴミ拾いをしております。ここで目立つのが駐車場を見回る度にタバコの吸い殻を見つけることです。未だに吸い殻をポイ捨てする方がいるのがちょっと信じられないことです。東京ディズニーリゾートのように捨てられたゴミはすぐに拾うのが理想とは思いますが、そこまではできなくても今後もゴミ拾いは継続していきたいと思います。
2番目に地元への貢献が挙げられます。以前から地元の卵屋さん、美山のキムチ、大吉ポーク、成田ファームランドのバームクーヘンやイチゴなどをお土産コーナーで扱わせていただいておりますが、あらたになごみの米屋も加わりました。
また、障害者の雇用に力を入れている多機能型事業所ひだまり工房のパンをフロントにて販売しております。このひだまりパンの無料配布を4月12日(パンの日だそうです)に女性従業員の発案で実施し、大変な好評を頂きました。この取り組みも障害者支援と言う意味合いを含んでおります。
さらに成田空港近くの温泉施設空の湯とも提携して、温泉入浴券付きプレープランの実施や、従業員の働きやすさの追求にも関係しますが、従業員にそらの湯の入浴券の配布などを実施しました。
ここ数年、新型コロナウイルスの蔓延により航空業界は大変な打撃となりましが、少しでも貢献できないかと昨年ANA成田エアポートサービスとコラボし、ロングランコンペを実施しました。今年になりましてANAクラウンプラザホテル成田とも提携し、当倶楽部の主催コンペの賞品として宿泊券やレストランの食事券を提供させていただきました。今後、新規会員権ご購入の方の特典として宿泊券の進呈などを実施したいと考えております。
また、千葉県や近県の名産物などのリサーチを行い、お土産コーナーをより充実させていきたいと考えております。
3番目の従業員の働きやすさの追求です。
以前よりゴルフ場の福利厚生として忘年会の実施や従業員コンペの実施などをしておりました。しかし、忘年会は新型コロナウイルスの感染防止のためここ2年は中止となっております。社員旅行もコロナの影響やサービス業と言う業務形態のため、分散して行かなければならないなど実施は難しい状況です。そこでまず、手始めですが夏の暑さの中仕事をするキャディさんとコース管理の方々に定期的に飲み物やアイスクリームなどの提供を行っております。また、全体での従業員コンペは年に1~2回位しかできないので部署ごとに行うコンペには賞品の提供などを行っております。先ほども触れましたそ空の湯入浴券配布もいたしました。
今後も福利厚生代行サービスの利用やレストランを割引料金で利用できるサービスなどを考えております。
さらに業務上の問題点や工夫できることを常に部署ごとのミーティングなどを通じて洗い出し、改善できる点は改善を加えてより働きやすい環境作りに務めて参りたいと思います。
最後にゴルフ場を取り巻く環境ですが、コロナの影響は他業種に比べては少ないと思われます。しかしながら、ロシアによるウクライナ侵攻や近隣に存在する、ならず者国家の影響、コロナ収束後の景気の動向、極端な円安の影響など不安定要素が多々あります。またキャディを含む人手不足問題も深刻な状況を見せ始めております。魅力ある企業作りが人手不足解消の一翼を担うと考えますので今後なお一層の努力を重ねて参りたいと思います。