僕は数年前から、女子バレーの試合を観に行くようになった
それでも、シーズン通じて観戦したのは今シーズンが初めてだった
だからと言うわけではないのだが、やはり気になってグランドファイナルを観戦することにした
ファイナルの対戦は東レと久光のカードで、一週前の第1戦では、久光がストレート勝ちをしていたため、今年のチャンピオンは久光かなと思っていた
ちなみに僕の少ない観戦歴の中で久光スプリングスは負けないチームだった
そして実際に試合が始まった
第1セット、互いに譲らぬまま試合は進んだ
流石に東レもプレーオフに入ってから、厳しい中で勝ち残ってきただけに勢いがあった
試合はジュースになり、最後は31対29で久光がとった
この時に僕は、失礼ながらこのセットを落としたことが東レにとっては命取りだったのかなと思ってしまった
しかし、それは完全な間違いだった2・3セット目は、完全に東レのペースだった
点差は開いていなくても、あんなに押されている久光は見たことがなかった
2・3セット目を連取されて後がなくなったのは久光だった
それでも、4セット目久光も意地を見せて、試合はファイナルセットへ進んだ
ここでも、東レが押し切り対戦成績を1勝1敗の対に持ち込み
ゴールデンセットと言う、1セットだけの試合へともつれ込んだ
ゴールデンセット開始までの時間は15分
その間に何があったかは分かりません
ただ、再び会場へ姿を現した両チームの僕の目に写った姿は対象的だったように思う
東レは、それぞれの選手がコートを見据えて試合に臨んでいるようだった
かたや、久光はスターティングメンバーと思われる選手から控えの選手、スタッフまでが手を繋ぎ静かに試合開始を待っているようだった
そして始まったゴールデンセット
久光は息を吹き返していた
結果は久光の優勝という形になったが、どちらのチームも素晴らしかった
本当に凄い試合を観戦させてもらった
来シーズンはどうなるのか?
この2チームに割って入ってくるチームはあるのか?
特にイースタンのチームの奮起を期待したい
最終的に勝った久光も、涙を飲んだ東レもそれぞれにチームの力の素晴らしさ感じさせてくれるチームだった
そして、応援の力も素晴らしいものだった
あの場にいることができて良かった^ ^
ありがとうございました😊