そういえば『オタク』という言葉が流行ったのは、バブル期の頃だっただろうか。
昔からマニアといわれたり、何々キ○ガイといった言葉があり
どちらかといえばネガティブな意味と奇妙さと疎外感を持って
使われている印象があったが、『オタク』という言葉とメディアの取り上げによる
メジャー感が、昔からいる『オタク』人種に好印象を与えたのだと思う。
音楽業界に限らずだと思うが、どのような職種に関しても
ある程度の『オタク』な部分は必要である。
興味の対象や疑問に対して、突き詰めて探求する心構えを持って欲しい。
好きなアイドルのプロフィールから、行動から私生活まで知りたいと思うのであれば
同様に、好きな音楽がどのように創られたのか興味を持って欲しいし、
コンサートに行った時に、どのような照明や舞台装置で演出されているのか
興味を持って欲しいのである。
もちろん、自分の職種以外であろうが興味を持ったものには
その成り立ちと背景にも興味を持って探求してみて欲しいのである。
好きな対象であるからこそ、きちんと調べ把握しあわよくば自身でも
ある程度身につけられれば(知識だけでも)良いと思う。
またもう一つの知識探求の原動力としては、『悔しさ』や『負けん気』もある。
誰しも経験はあると思うのだが、仲間内やその他数人で雑談をしている時に
ある話題に対し「自分だけが知らない」事柄や話題があって、話題に入れない
思いをした事は無いだろうか?
その時に「自分には興味が無いからどうでも良い」とそのままにしてしまうのか、
「それって何の事だろう」と興味を抱いて、疑問を持つかはそれぞれだろうが、
いろいろな経験や知識を得る為にもぜひ後者であって欲しい。
そして、その場でいろいろと聞き出すのも良いだろうし、後でこっそり調べるのも良し。
私はいまだにいろいろな現場に行った時に、自分の知らない職種の人間には
興味を持って何をしているのか聞いたり、もしくは観察したりしている。
あるアーティストが脚本・監督・出演をするショートフィルム(とはいえ40分越えてしまったが)
を撮影したのだが、その時は楽しくてしょうがなかたものである。
昔からPVの撮影現場には数々立ち合って来たが、映画という事もあって
PVとは全く違う手法に続々と出会えて非常に楽しかったのである。
特に照明に関しては勉強になる事が沢山あり、また映画スタッフならではの
体育会的な良い縦社会と命令系統に、とても関心させられた。
