そういうわけで競馬初心者のたいちょーは中央競馬の重賞レースを予想するわけだ。
といっても普通競馬好きが利用している有料コンテンツには何も登録していないので細かい情報は得られない。無料で公開されている情報と、コンビニでも売られている競馬新聞くらいが頼りになる。ちなみに新聞発売前に記事を書く。
舞台は小倉の2000m。何も分からないのでJRAのサイトからコースの特徴を調べると、4コーナー奥ポケットからスタートし長い直線での先行争いが済むと上り坂の2コーナー、3コーナーから下りの向こう正面へと落ち着く。最後の直線での追い比べへと向かうらしい。
前に出たら有利とも言えないのか。勾配では緩やかに足を溜めていくことになるのだろうか。
それよりも恥ずかしいことに小倉とは日本のどこにあるのか知らない。Googleに聞いてみると福岡県らしい。さっぱり知らなかった。こんな無知な人間は競馬の予想の前にやることがありそうだが…。
現在記事を書いている時点ではオッズなどは出ていないので人気も良く分からないが、出馬表、馬柱をみていると川田騎手の乗るミッキーゴージャスが2000mのタイムはなかなか信用できる気がする。
長くはなるだろうが1頭ずつ評論を書いてみよう。本当に素人の目線で語るので予想の参考にするのではなく、鼻で笑いながら読んでほしい。
グランスラムアスク 脚質:逃げ 評価:B
新馬戦では特に見どころも無く後ろからの競馬で5着。ざっくり見ていくと段々と先行策を取るようになり、走りがよくなっていったように見える。初めて勝利した2歳未勝利戦では1000m62秒台での逃げを演じ、ぶっちぎりではないが、刺される不安もなく快勝したとしたと思える。
更に速いペースで逃げる馬がいるならきつい展開になると思うが。
個人的には逃げ馬から馬券を買いたいのでこの分を書いている段階では結構良い馬に見える。
経験が多い訳ではないが重馬場での好走はないようだ。そしてハナを切れなければ、粘りはあっても差すような伸びは持っていないのではないかと思う。
G3でのレースでも前に出れず良い所なしなので、今回もある程度強いメンバーの中だとそもそも逃げさせてもらえないような気がする。
コスタボニータ 脚質:先行 評価A
新馬戦では2着ではあるが、見事な追い込みを見せている。進路が開いていたのもラッキーだったかもしれないが。初勝利のレースでは先行している。確認したレースにおいてスタートは綺麗に決まっているようにみえるし、基本的には先行策をとるようだ。
大敗を喫した秋色ステークスでは終始後ろからの競馬となり、そのままゴールしている。単純に馬が走らなかっただけだろう。展開や馬場の有利不利がある結果ではなさそうだ。
G3の北海道新聞杯クイーンステークスでは今回4番のウインピクシスをギリギリで刺してゴールしているのでここはほぼ同格なのではないか?
タガノパッション 脚質:差し 評価:C
最初のレースでは出遅れれいる。もしくは作戦だったかもしれないが。結局外から見事な追い込みを見せて3着に入り込んでいる。中々ほれぼれするような足だと思う。
G1の優駿牝馬(オークス)でも4着に食い込んでいるところは凄い。しかし馬柱を見て一目瞭然なのは2021年5月2日のスイートピーを最後に1着が無いこと。最高で3着までしか取れていない。
ペースが速くなれば見せ場は作れそうだが着内に入り込むかは微妙だと思う。
ウインピクシス 脚質:逃げ 評価A
新馬戦では逃げて圧勝。ペースは1000m64秒程。最後の直線で一頭抜け出すも力を抜くことなく最後まで走り抜けているのは好印象。
しかし続いてのG3のレースではスタートを決めて先行集団に加わったと思ったが、段々と距離を詰めてくる後方集団に飲まれ最後は単純な馬の力が足りていないようだった。
肝心な2000mだが山中湖特別レースでは3着。やはり馬の力があと一歩に見える。しかし1800mではあるがG3の北海道新聞杯クイーンステークスでは2着。それも最後の直線でかなりの粘りを見せているように見える。ここは評価できるのではないか。
福島記念G3(2000m)での4着など見せ場はあるような気はするが、他の馬との兼ね合いが気になる。手放しで絶賛するほど強くはないだろう。ちなみに好走時は馬体重が450kgを下回っているようだ。
馬柱を眺めていると2000mに距離適性が無い馬ではなさそうだが…。
アレグロモデラート 脚質:先行 評価:C
新馬戦では6着と悪く見えるが映像を見ると惨敗でもない。もちろん良い所もないが。1000m65秒程の超スローペースの展開、先行集団の1頭ではあったがそのなかでも順番がほぼ変わらずゴールまで決まった。要は末脚で伸びることが無かったのだろう。
1着になった未勝利戦では2馬身差で圧勝。先行タイプなのだろう。最後の直線に向かうコーナーで先頭に立ち、馬群に包まれることなく快走。新馬戦との違いは馬群に包まれていないことだろうか。
続く土湯温泉特別でも1着レース直後頭を上げる仕草は見えたが、すぐに折り合いをつけられたのだろう。結局前回同様最後のコーナーを外側から周り、直線の追い比べで勝利。これが勝ちパターンなのだろう。パドックが見られないので分からないが、多少うるさく見せてもレースでは結果を残すタイプなのだろうか?ここは詳しい人に教えてほしい所だ。
その後惨敗の中山でのレースではそもそも先行集団に加わらなかった。調べると中山のコースは最初のコーナーまでに坂を迎えるので外枠からハナを奪うまでのダッシュが効かなければ後方で我慢するしかなかったのだろう。しかしその後ポジションを前に持って行くこともなく、最後のコーナーも大外を回り距離をロスしたままゴールしたようだ。
勝利には先行が不可欠であろう。後ろからになれば捲るほどの末脚は無いように思える。
エニシノウタ 脚質: 評価:C
新馬戦では直線での粘りを見せた。多分伸びたというよりは他が垂れてきたところを捉えたのではないかと思う。キャリアが長く、すべてのレースの確認はしないが馬柱を見ている限り、2桁着順も少ないが勝ち切るレースも少ないようだ。
恐らく新馬戦で見せたような、粘りは見せるが伸びもしない末脚がその結果に結びついていそうだ。1着になった石狩特別(2000m)では1000m57秒台の速いペースで前がつぶれるところを指している。ちなみに2着との差は小さい。
今回のレースが早いペースなら粘りを見せるのかもしれない。
アレグロモデラート 脚質:先行 評価:D
何レースか確認してみたが、これまで見た馬と比べるとかなり厳しいレースになるとは思う。先行馬の割にはスタートが上手くないように見える。勝てたレースもメンツが強く無いレースだとは思う。小頭数でもない今回のレースでは馬群に埋もれてそのままゴールしそうな気がする。
ミスフィガロ 脚質:差し 評価:B
デビュー戦では馬群にを抜け出すのに外に持ち出すひと手間があり、3着となったがポテンシャルで言えば1着を狙えたのかもしれない。2000mも経験豊富だし戦績も悪くない。差し脚はかなり魅力がある。馬群に包まれないように展開が向けば良い所に入りそうだとは思う。
ルージュスティリア 脚質:先行できれば強い 差しの展開も多い 評価:B
この記事を書きながら、あまりの自分のやる気のなさ、筆の遅さによりレースが始まる時間が迫っている。ざっくり書くと末脚には自信があるタイプだと思う。近走はレベルの高いレースに出走しているのもあって結果はまだまだだが、十分チャンスは感じる馬だと思う。
ローゼライト 脚質:先行 評価:C
エリカヴィータ 脚質:先行 :評価C
粘りはあるが伸びが無い。
セントカメリア 脚質:差し 評価:A
デビュー戦でも強い末脚を見せている。前回のレースでも鬼のような末脚を見せているので、調子さえよければ着内に来る馬だと思う。
ミッキーゴージャス 脚質:先行 評価:A
デビュー戦では圧巻の強さを見せた。特別な馬かもしれない。走っているさまを見ても飛んでいるようだ。
フラーズダルム 脚質:逃げ 評価:C
逃げられないと勝てないが、逃げても今回のメンバーでは埋もれるのが見える。
テリオスマナ 脚質:差し 評価:B
無知の合図と共に加速するさまは操縦性の良さがあるではないかと思う。あくまで素人考えだが。
単勝を買うなら
コスモボニータ
ウインピクシス
セントカメリア
ミッキーゴージャス
このあたりだろうか。強さを感じる馬もいるがそもそも実績がない馬の集まりなのでかたい予想というのは存在しないと思う。馬の力で言えば上記の4頭は良い走りを見せてくれると思う。
時間が無く雑な記事になったが、こんな感じで自分の予想を書いてみたい。実際の買い目はこの記事を投稿してから馬券を買うのでレース前には公開できないが、後ほど記事にするつもりなので、興味があったら見てほしい。
本当に素人の考えなので参考にはならないだろうが一緒に楽しんでほしい。次回はもっと余裕を持って記事を完成させ展開予想まで出来たら最高だ。