母さん。

 

 

今日は、生涯学習センターについて書きたいと思います。


各地域にあるこの生涯学習センターですが、その全容はベールに包まれています。

 

一見、公民館のような雰囲気だけど公民館ほど入りやすくはないし、図書館ともなにか違う。

 

なんとなく勉強するところなのかなという想像しかできません。

 

名前だけを見ると、世にも奇妙な物語のタイトルのような不気味さもあります。

 

 

 

では、なかで一体なにが行われているのでしょうか。

 

取材を申し込むと、朝礼の10分だけ中に入らせてもらえたのですが、それ以降は報道陣完全シャットアウトでした。

 

すでに駆け引きは始まっていたのです。

 


こうなったらと一念発起して働くことにしました。

 


面接は、私含め5人の集団面接の形で行われました。

 


各々緊張した面持ちで座っていると、面接室のドアが開き、中に入ってきたのは、ダブルのスーツをびしっと着こなした外国人男性と通訳の戸田奈津子さんでした。

 

 

そこで初めて私は、ここが外資系の施設だということに気づいたのです。

 

動揺している私をよそ目に、早速面接が始まりました。

 

英語で質疑応答が行われていきます。

 

戸田さんの訳を聞く前に、悠長な英語で受け答えをし、面接官に好印象を与えるほかの参加者たち。

 

英語と古着が苦手な私は窮地に立たされました。

 

 

ついに私の番が回ってきます。

 

「ホワッチュアネーム?」

 

 

今思えば、中学生でも分かる英語です。

 

しかし、極度の緊張で頭が真っ白になった私は一回で聞き取ることができずに、戸田さんを見ました。

 

すると、戸田さんは私から目線をそらして、エアコンのダクト清掃を始めたのです。

 

なんとここにきて戸田さんに裏切られたのです。

 

 

私は、一度深呼吸をして、

 

 

「フルハタニンザブロウデシタ。」

 

 

こう答えました。

 

 

聞き取れなかったら、これを言えばなんとかなると先生に習ったのです。

 

しかし、これがこの日のNGワードだったらしく退場処分になってしまいました。

 

 

 

「だめだ。完全に失敗した。」

 

 

外で落ち込んでいると、面接を終えた面接官と参加者が私を励ましにきてくれました。

 


そして、面接官がカバンからホッピーの中を取り出しました。

 

たまたま、ホッピーの外を持っていた私は面接官と意気投合しました。

 

 

そこからは、飲めや歌えやのどんちゃん騒ぎ。

 

参加者全員がつぶれる中、結局最後まで面接官に付き合った私が採用されたのです。

 

そして次の日から出社した私は、水を得た魚のように働きました。

 

 

結論から言います。

 

生涯学習センターは、久保田利伸さんのプライベートスタジオでした。

 

もともと全国のスシローだったところを久保田さんが次々に買い取り、プライベートスタジオとして使っているみたいです。

 

なので、基本的に関係者以外立ち入り禁止です。

 


中の売店は利用できます。