昔から「1日1万歩」が健康の目安とされてきましたが、近年の研究では「歩数より“歩き方”が大事」であることが分かっています。つまり、長時間ダラダラ歩くよりも、短時間でもテンポよく歩く方が健康効果が高いのです。
🧠 理由①:早歩きは“血管と脳”のトレーニングになる
早歩きすると心拍数が上がり、血液が勢いよく全身をめぐります。
これにより
- 血管の弾力が保たれ、動脈硬化を防ぐ
- 脳への酸素供給が増え、記憶力や集中力がアップといった効果が期待できます。
💪 理由②:20分で“脂肪燃焼スイッチ”が入る
人の体は歩き始めてから約15〜20分で、糖ではなく脂肪をエネルギー源として使い始めるといわれています。つまり、20分以上の“やや息が弾むペース”のウォーキングは、脂肪燃焼に最も効率的な時間なんです🔥
目安は「会話はできるけど、歌うのは少し苦しい」くらい。
この強度が“有酸素運動ゾーン”と呼ばれ、ダイエットにも最適です。
❤️ 理由③:短時間でも“習慣化”しやすい
「1万歩」は約1時間半かかりますが、20分の早歩きなら忙しい日でも続けやすいですよね。
通勤の一駅分を歩く、昼休みに速歩きする、夜に軽く散歩する──
この“小さな運動貯金”が、将来の健康寿命を大きく変えます。
🌟 実践のコツ
- 姿勢はまっすぐ、腕を大きく振る
- 歩幅を普段より10cm広く
- スマホを見ながら歩かない(姿勢が崩れる)
- 音楽でテンポを合わせるとリズムを維持しやすい♪
💬 まとめ
「歩く=移動」ではなく、「歩く=投資」。
1日1万歩を目指すよりも、“20分の早歩き”を習慣化するほうが、体も心もずっと健康になります。

