エジプトのギザの大ピラミッドといえば「巨大な石を積み上げた建造物」として有名ですが、実は石1つ1つの大きさは想像よりも小さいものも多いんです。

ピラミッド

一般的に「1個数十トンの超巨大石を人力で動かした」と思われがちですが、平均的なブロックは 1個あたり約2.5トン(自動車1台くらいの重さ)。一部には10トンを超える石もありますが、全部が超巨大だったわけではありません。



ちょっと面白いポイント



  • 2.5トンは人力で持てるわけはないですが、「木製のソリ+濡れた砂」を使うと摩擦が減って運搬が可能だったという研究結果があります。
  • 巨大な石材よりも、比較的扱いやすいサイズを大量に積み重ねる方式の方が現実的だったんですね。
  • 「ピラミッドは宇宙人が作った説」もよく語られますが、最新研究では「人間の知恵と労力」で説明できる部分がどんどん解明されています。




今日のまとめ



ピラミッドは「とてつもなく大きな石を無理やり積み上げた」よりも、**「工夫された土木技術で積み重ねられた」**建造物だったんです。

つまり、古代エジプト人は「力技」より「頭脳派」だったということですね。