もしも願いが叶うなら~♪
花粉を白いバラに変えて~♪
そんなことを思う季節ですね。
皆さんの鼻や目は生きてますか。
子供の時にプールに通ってた人は、そうでない人より花粉症になりやすいって研究もあるらしいです。
早く教えてくれよな。
さて、今回はこちらのレースです。ドン
2012年 ロンドンオリンピック 男子200mバタフライ 決勝
(毎度申し訳ないですがリンク先に飛んでください。)
いやー熾烈なレースでしたね。
4レーンの松田選手、5レーンのチャド・レクロス、6レーンのマイケル・フェルプスの三つ巴。
最後の最後でレクロスがフェルプスをかわし歴史に名を刻みます。
僕がリアルタイムで見た中で、フェルプスが200mバタフライで負けたのはこのレースしか記憶がありません。
(初回もそうでしたが、フェルプスが負けるレースは少ないので美味しいネタになります。笑)
個人的にツボだったのが150m折り返したときの水中映像で、レクロスが顔をきょろきょろさせて左右を確認しているところです。
カワイイ。
そして泳ぎに関しても、フェルプスは鷲のように腕を広げ豪快に水上を這っていく感じですが、レクロスはぴょんぴょんと跳ねまわっている感じ。
カワイイ。
少しだけ技術的な話をするとレクロスの腕は肘が曲がった状態で水上に出てくるんですよね。
つまり、最後まで水を押し切っていない。これはかなり斬新でした。
一見すると、全部押し切った方がいいんじゃないの?と思うかもしれませんが、水を多くかけるのはストローク動作の前半部分なので、美味しいとこどりをしているのかもしれません。
僕が感じる水泳の面白さってここにあって、選手一人一人フォームに個性があるんですよね。
陸上の短距離なんかもたまに見るんですが、正直素人目ではフォームの違いなんてわかりません。
でも、水泳は素人が見ても「これなんか違うな」ってのはわかると思うんです。
当然、速い人の泳ぎにはいくつかの共通項はあるんですが、その割合が全体に対してあまり高くない。
”正解”がまだあまり発見されていないってことですね。
言い換えてみるとまだまだ成熟していないスポーツなのだと思っています。
なんで速いのか?なんて難しいことは考えなくていいので、
「こいつの泳ぎ、なんか好きだな。」
という選手を見つけたら、マークしておきましょう。
そんな事をしてるとたまに
「なんやこいつ!?今まで全く見たことない泳ぎしてやがる…!!」
っていうのが出てくるようになります。
そこまでいったらもう立派な水泳ファンですね!
それでは今日はこの辺で。グッバイ。