たいちゃんと自転車でサイクリングをしました。

オランダってすごいね!自転車専用道路がどこまでも続いていて、道がとっても快適なんです。

たいちゃんとサイクリングしながら訪れた場所、それは

ゴッホ美術館です。ゴッホはオランダ出身です。

有名すぎるひまわりの絵。よくみると、花びらが落ちて枯れ始めています。これはゴッホ自身が、自然のありのままの姿こそ美しいと思っていたからです。

ゴッホのデビュー作、ジャガイモを食べる農民です。印象派が流行っていた時代、光溢れる作品が注目される中、暗やみの中の農民にスポットを当てた作品を発表したゴッホ。当時は全く受け入れられなかったらしい。

パリ万博を経て、当時ヨーロッパでは日本の浮世絵が大流行り。ゴッホも浮世絵を真似て何度も描いた中の一枚です。

ヨーロッパの絵の歴史といえば、キリストの絵、貴族の肖像画、そして印象派が生まれ、日常の光溢れる作品が流行るようになりました。その中でもゴッホは日常の農民の生活や、自然のありのままの美しさを描いていました。

繊細で激情的な性格だったゴッホ。共同生活をしていたゴーギャンとの口論の後に自分の耳を切り落とす。そして、精神病棟へ。

入院中に描いたアイリスの花。体調が悪い時には筆を持つこともできず、わずかな体調の良い時間だけで何枚も絵を描いていたんだそう。

そしてついに、銃での自殺を図る。37歳でした。

ゴッホは孤独だったのか?

弟のテオは精神的にも金銭的にもゴッホを支え続けていました。ゴッホの最後にもテオはいたくらい。死後、絵が有名になったのもゴッホ美術館が建てられたのもテオの気持ちを汲んで残された家族のおかげだった。


という解説を聞きながら美術館巡りができて、とっても充実していました!