こんばんは、ノムリエTです。
『真夏のbeer~大特集!!!』 が終わり、3日間お休みをもらいました。
本日より、またマイペースで書いていきたいと思います。お時間あれば、ぜひ、お付き合いを!
早速ですが、「私、生まれも育ちも鹿児島なんです。」
「はははは~♪」
ガヤガヤとした雰囲気の中、みなが酌み交わすグラス。前述の通り、その中心が焼酎(芋)でした。
鹿児島では、と、行っても離れて10数年経つので現在はどうか定かではありませんが、私の知っている鹿児島の飲み屋には麦、蕎麦、米といった、芋以外の焼酎はほとんどなかった、ように記憶しています。
実際は、目に留まらなかっただけなのでしょうが…そのくらい、芋焼酎が浸透している独特な県なのです。
故郷の話を、もう少しだけ。鹿児島県は47都道府県で唯一清酒(日本酒)を作ってない(醸造してない)県なのです。より南の沖縄県でも清酒は醸造されています。
「鹿児島プライド」なのでしょう。
頑なに特異の物を黙々と生産し続ける。
ワインの名産地みたいでしょう?
私はそんな故郷の焼酎が、誇らしく、大好きです。
少し、前振りが長くなりましたが…
7、8年前普段、日本酒しか飲まない会社の上司S氏がすごい焼酎がある!しかも、手頃に手に入る!!と…「海童」との出会いでした。
今も忘れません。
日本酒しか飲まないS氏が焼酎の一升瓶片手に徒歩1分の餃子屋に我々を連れて行き、海童の魅力を語っていたこと!
「ゴクッ」
香は、甘みと程よい芋の香りのバランス。少し短めの余韻ですが、印象は強めです。
程よいとろみと、優しい口当たり。
しかし、のど元通ると、バランスのとれた、ダイナマイトボディがアピールします。
それでいて、しつこさがなく、フィニッシュはまた、バランスのとれた優等生…
まさに役者。
心地よさは語るに及ばず。
今夜はそんな「故郷のユーティリティープレイヤー」と、共に…
cheers!!!
ゴクッ!!!
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